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第五十五章 ページ15

一松side

ばたんっ!と何かが倒れる音がして。

そうしたら、鹿立さんの「店長!?」という声が聞こえて。


俺は慌ててキッチンから出た。

そして近くにいた鹿立さんを捕まえて、こう問う。


一「すみません、何があったんですか。」

鹿「あ、あぁ、一松くん。

実はさっき店長が倒れて」

一「ありがとうございます。」


俺は現場へと駆けだす。

そこまで距離はないはずなのに、何故かそれは長く感じた。



「大丈夫か?

今すぐに病院に」

一「……どいてください。」


群がる客を押しのけ、そっと彼女の額に手を当てる。


一「……熱い。」

「そこの君。

今から電話をするから、彼女の状態を説明したいんだ。

だから、そこをどいてもらえないか。」

一「……はぁ?」


俺は男を睨みつけた。

怯んだ様子の男に、冷たく言い放つ。



一「……彼女は俺がどうにかしますからお構いなく。

お客様は触れなくていいものですので。

こちらは私達で処理する問題ですから。

それでは、




ごゆっくり。」


そのまま彼女を抱き上げると、俺はスタッフルームへと歩き出した。


驚いた顔をするあいつの顔がやっと見れた、


なんてことは今更どうでもよく。


「独占欲の塊みたいな発言するよね、いっくんって」と茶化す芝に、「五月蠅い」と返してから、スタッフルームのドアを閉めた。

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全松girl(プロフ) - 黒兎さん» いえいえ^^これからも、頑張ってください! (2017年3月26日 18時) (レス) id: ee29ea7491 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎(プロフ) - 全松girlさん» 置いた後です!ありがとうございます〜 (2017年3月26日 14時) (レス) id: ae3fbfbaa1 (このIDを非表示/違反報告)
全松girl(プロフ) - 第七十二章の、「携帯を老いた」ではなく、「携帯を置いた」じゃないでしょうか?失礼でしたら、ごめんなさい。 (2017年3月26日 13時) (レス) id: ee29ea7491 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎(プロフ) - 夜久夜恵・聡恵…執事か兄貴…低浮上?ゴメンなさいさん» そうか……、糖度甘めにした覚えはないんだが…… (2017年2月27日 21時) (レス) id: 2172f3f018 (このIDを非表示/違反報告)
夜久夜恵・聡恵…執事か兄貴…低浮上?ゴメンなさい(プロフ) - 黒兎さん» …てか、番外編あんまぁい!!!!((鼻血 (2017年2月15日 15時) (レス) id: c3e219345d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2017年1月15日 18時

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