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第2話 ページ2

一「……後、どれくらい経ったら産まれてくる予定なの。」

『え?うーんと、早生まれとか遅生まれとかもあったりするから、正確ではないんだけど。

今のまま、順調なペースでいけば、後一か月くらいかな。普通の子が九か月と一週間ぐらいで産まれてくるらしいから。』

一「ふーん……」

『何それ、自分で聞いたのに』


むぅ、と彼のことをちょっぴり睨んでみせると、「いや、えっと……」と、彼は撫でていないほうの手で自分の前髪をくしゃりと掻き上げた。


一「…………早く産まれてきてほしい、っていうか……。あんたの子供だから、絶対美人だろうし。だから……。」

『いっくん?産まれてくる子は双子だよ。男の子と女の子。

女の子だけ贔屓したら、反抗期が早く来ちゃう。』

一「それは…、嫌だけど。」

『でしょ?それに、男の子もいっくんと同じで、イケメンになると思うけどなー。』

一「……はぁ?」


今度は彼が眉間に皺を寄せる。


一「俺をイケメンって言ったら、この世の男は皆イケメンだから……。

……ま、俺に似なければいいんじゃない……?……っあ。」


ぴたり、と彼が一度固まって。それから顔を私のお腹から離した。そして、すいっと私のお腹を指さした。




一「…………今、俺のこと蹴った。」


その顔は驚きに満ちていて。でも次第にその顔は、嬉しさに緩んでいっている。


『もう反抗期?大丈夫、お父さん?』


茶化すように一言。嗚呼もう、幸せだ。

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うさ耳(プロフ) - 蒼紫@UMEDIAさん» 分かった!!了解!一人のファンとして楽しみに見るね!!o(^_^)o (2017年7月10日 19時) (レス) id: 2c24c813af (このIDを非表示/違反報告)
蒼紫@UMEDIA(プロフ) - うさ耳さん» ありがと!!!新作も多分これくらい長くなるかな←既に出来上がってるから、見てくれると嬉しい!! (2017年7月10日 16時) (レス) id: 2172f3f018 (このIDを非表示/違反報告)
うさ耳(プロフ) - 黒兎ちゃん、最終回とても感動したよ!!泣 今までこの作品を遅れず書いてくれてありがとう。あと、お疲れ様!!これからも新作と今書いてる小説の更新待ってます!そして、いい小説家になる事を応援してます!!(`_´)ゞ (2017年7月10日 15時) (レス) id: 2c24c813af (このIDを非表示/違反報告)
紅千琴【Mako】(プロフ) - 蒼紫@UMEDIAさん» ホントですか!?全力待機させていただきます!!! (2017年7月4日 18時) (レス) id: 032b07eba7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼紫@UMEDIA(プロフ) - 紅千琴【Mako】さん» ありがとうございます!完結した後、しばらく放心状態でww紅千琴さんのコメントが届きましたで我に返りましたwwはい、次回作を今日出すのでそちらも見てくださったら嬉しいです〜 (2017年7月4日 16時) (レス) id: 2172f3f018 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒兎 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/satisfy15/  
作成日時:2017年5月7日 22時

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