純和風なお店 ページ41
私たちはお店の奥の方にある個室に案内された。
店内は純和風といった感じでとても落ち着いていておしゃれだ。
「素敵なお店ですね…」
F「何か落ち着くんだよね、ここ。でも料理食べたらきっともっと驚くよ？今日は食べたいものを頼んでシェアしよっか？コースも最高なんだけど…お腹の感じどう？」
「コースはちょっと食べられないかもしれません。」
F「よし、じゃあ食べられるだけ頼もうか。」
そう言ってメニューを私に見せてくれる。
どれもこれもおいしそうだと思ってしまうのはきっとお店の雰囲気のせいだと思う。
F「何にする？」
「太輔さんのおすすめでお願いします。どれもおいしそうで決められません。」
F「ふふっおっけー。」
太輔さんは、いくつかのお料理を注文してくれた。
少しして、テーブルの上に並べられたお料理。
美しくて、食べなくても絶対に美味しいというのが伝わってきた。
二人でいただきますと手を合わせ、まずお刺身をいただく。
F「ここのお刺身はいつも新鮮でおいしいんだよ。」
「もっちもちです。」
F「だしまきも一押しだよ。」
太輔さんに進められてだし巻き卵をいただく。
一口大に切ろうと箸を入れるとふわっと柔らかく、ダシが少し染み出てくる。
口に入れるとふわっとした卵からジュワーっとあふれ出るダシ。
「太輔さん…美味しすぎます…」
私がそう言うと気に入ってもらえて良かったという太輔さん。
ここのお料理を気に入らない人なんているはずないと思う。
色々なお料理をいただいたけど、どのお料理もおいしかった。
最後に太輔さんおすすめの豆乳プリンまでいただいて、私はとても幸せな気分だった。
F「そろそろ帰る？」
暖かいお茶までいただいて、ゆっくりしてから、太輔さんがそう言った。
「あの、ここのお支払いくらいは私にさせてください。」
今日はランチから全て太輔さんにごちそうになりっぱなしで、洋服まで頂いてしまったので、夜ご飯くらいは…と言うと太輔さんはダメ、と優しく言う。
F「さっきお会計しちゃった。今日は俺が誘ったんだし、俺にかっこつけさせて？もし、また良かったら一緒に出掛けてくれないかな？」
「そんな…でも…」
F「もう俺と出かけたくない？」
「そんなことないです！！今日すごく楽しかったですし、また機会があればぜひ…」
F「良かった。じゃあまたデートしようね。」
そう言ってほら行こう、とまた車までエスコートしてくれる。
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4It5g(プロフ) - 柊李さん» そうなんですね!!ありがとうございます!!これからも楽しみにしています!!!! (2019年6月5日 21時) (
レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - 4It5gさん» ありがとうございます！龍の件、まだ解決してないですから出てきます！！また一波乱起こしてもらおうと思ってますよ( ´艸｀) (2019年6月5日 20時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
4It5g(プロフ) - こんばんは!!いつも楽しく読ませてもらっています!!今後、龍は出てくるのでしょうか?? (2019年6月5日 20時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ゆーりさん» ありがとうございます！！今晩も遅くなりますが更新予定です！！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2019年4月23日 19時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり(プロフ) - 続きが凄い楽しみです。これからどうなるのかなや誰と付き合うのかなとドキドキします。更新楽しみにしてます (2019年4月23日 7時) (レス) id: 5917727acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊李 | 作成日時：2019年4月18日 0時
