【へきせん/CS派生】今日も青い空の元 (ページ15)

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【好きな物／こと】
羊羹(特に芋ようかん)、鯖、お茶漬け、卵がゆ、ミルクココア/動物・植物の世話、飛ぶこと、人を護ること

【嫌いな物／こと】
自分、負けること、辛いもの、身体に触れられること、他者に弱みを見せること、恥ずかしい行動(かなり凹む)、注射と薬

【趣味／特技】
趣味:手芸系、隠れて動物・植物の世話をすること、読書
特技:機体のことはノーコメント。人間体でも特筆すべきことなし。強いていえば大概のことは卒なくこなせること。

【備考】
初期生産型のF-15J。元々自衛隊で運用されていた機体なのだが、運用初期から細かい不具合が多かった。ただ、致命的なものではなくすぐに直る軽微なものが多かったので、どうにか運用が続けられていた。だがしかし、1997年、古式不明機の襲撃に際して出撃した際、エンジンに不具合を生じ、戦線を離脱した。パイロットはどうにか機体を動かし、エンジンが停止するギリギリのところで1番近かったあきつ軍民飛行場の滑走路に強引に着陸。そしてその途端、パイロットは滑走路上に投げ出された。そして、そこには戦闘機ではなく、胸を抑えて苦しむ青年の姿があった。すぐにパイロットとともに運ばれ、一命は取り留めた。しかしパイロットの方は重大な怪我があり、任務に復帰することなく自衛隊を去った。
はっきり言えば、彼、イーグルは欠陥機であった。本来は不具合を何度も起こしている機体を飛ばすのは問題だったのだが、彼のパイロット自体が彼を気に入っていたようだ。だがこの"事故"によりもちろん自衛隊での運用は停止。あきつの職員や医者の力もあって飛ぶことができるようにはなったがもちろん飛行することを禁止されてしまった。事故の原因となったエンジントラブルについて、前述のF-15のエンジンに頻発した「ストール・スタグネーション」を原因とするものでは無いかとされたが調査により『ストール・スタグネーションを起因とすものではない』とされている。
また、欠陥機である彼の人間体は非常に虚弱だった。心臓が弱く、さらに呼吸器に疾患を抱えていた。そして免疫も弱く病気になりやすい上に些細なことですぐに体調を崩すほどの身体の弱さで、あきつに来た当初はまともに外に出られず傷病者用の個室で寝たきりに近い生活を送っていた。当初の彼は仕方ないことだとその生活を受け入れていた。そうして生活しているうちに、体調も回復し、調子のいい日には外に出られるくらいにはなって通常の部屋に移された。

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