闇AUに落ちた少女たちの日々

29 ページ29

あー...

クソ暇。

よしマフラー作ろ。

えでも...

編み針ない...

エラーのとこにGOしよう

「えあ、エラーさん...?」

エラー「何だ」

怖い...

目つきが怖えよぉ...

「編み針を貸して下さいお願いします」

エラー「編み針ぃ?ッチ、貸してやるよ。ただし今日までには返せよ。」

そう言って編み針をぶん投げられた。

ギリギリ避けられたからいいや。

「ありがとうございましたっ!」

エラー「おうよ。」

早速戻って糸を出す。

キリキリキリ...

いつ見ても綺麗だと思う。

ちょっと進んできたなと思った時...

ルーナ「水月ちゃん!」

「あ、ルーナちゃん。どうかした?」

ルーナ「いや、ルカちゃんがさ...」

彼女はそう言って手紙を見せた

『帰る方法を探すので探さないでください』

マジか...

居なくなったのね...

すごい短い間だったね...

ルーナ「これ、皆に伝えた方がいいよね?」

「うん。そうだね。でも僕は皆に嫌われてそうだし...遠慮しとく。」

ルーナ「...そっか。ちなみにそれ、何作ってるの?」

「ん、マフラー。出来たら皆にあげるんだ。君なんて凄い寒そうなかっこしてるからさ!?」

ルーナ「おぉ、自分の能力?」

「そうだよ。月の糸って名付けてる。」

ルーナ「wwいいネーミングセンスだね!」

彼女はそう言って笑顔の花を咲かせた。

可愛いな...

僕もこんな子になりたかったな。

そうだこの前鏡見たんだけど...

姿がぜんっぜん変わってたの!

髪の色も目の色も。

前は黒かったのに今は青っぽい!!

まあそんな事置いといて...

てか、今日中に返さないといけないんだよね!?編み針。

えゆず達はいいとして、ルカちゃんも居なくなちゃったから...3つかな。

頑張ろ!?

特訓→←28

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す