クロ廃のための短編集6(閲覧注意)

タクシー運転手 ページ3

A｢あーっ!!遅くなっちゃった〜!!お母さんもお父さんも仕事だからなぁ･･･････｡｣


高校受験を控えた私は塾通いで、毎日夜８時頃には帰るのですが････


今日は気合いを入れて遅くまで残って予習や復習をしていたのです。


何にせよ･･･入試まで後、何ヶ月もないですから････｡


しかし夜も遅いので、歩いて帰るわけには行きません。


A｢どうしよう〜･･･補導されるのは勘弁だよ･･････｡｣


その時でした｡


車のライトのようなものが窓に映ったのです。


外に出てみるとタクシーに乗って帰ってる子がいました。


A｢そっか〜!!その手があったか!!｣


私はすかさず、スマホを手に取りタクシーを呼ぶことにしました｡


ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ


ｶﾞﾁｬｯ


ク｢もしもし････｣


A｢すみません･･･○○塾の側までタクシーお願い出来ますか？｣


私はこう言いました･･･しかし････｡



ブチッ･･･････


ツーツーツー･･････


突然、一方的に電話を切られてしまったのです。


A｢はぁ？何なの！？今の･･････かんじわる!!｣


それがお客様に対する態度なんでしょうか？


ﾌﾟﾌﾟｰｯ!!


A｢(え･･･もう？)｣

なんと･･･電話を切って間もない内にタクシーが来たのです。

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