毒竜とヒーラーは恋に落ちた【FAIRYTAIL】

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ミストガンが消えた瞬間、眠りの魔法は解かれた。



ﾙｰｼｨ「あ、あれ？今まで何を……………？」


『………っ』


ﾙｰｼｨ「Aちゃんどうしたの！？顔真っ赤よ？」


『あ、いや………なんでもない……』



男の人に免疫のない私は、ミストガンの行動に戸惑っていた。


けど……………



『………まぁいっか。食べよーっと』


ﾙｰｼｨ「え！？チーズケーキなんていつの間に！？」


『ふふっ』



ミストガンがくれたチーズケーキは、とても美味しくて甘い味がした。






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ﾊｯﾋﾟｰ「A〜〜」


『ハッピー』



ナツの相棒、青猫のハッピーだ。



ﾊｯﾋﾟｰ「お魚がナツのせいで焦げちゃったんだ！！
Aの魔法で治せない〜？」


『！？そ、それはさすがに専門外……』


ﾅﾂ「そんな気にすんなよハッピー！魚は焼いた方が美味いぞ！！」


ﾊｯﾋﾟｰ「ひどいよナツ！！お魚のロマンが分かってないよ！！
お魚は生が一番なんだよ！！！」


ﾙｰｼｨ「あははっ」


『また買えばいいじゃない』




こんなどうでもいいことで馬鹿騒ぎしているギルドなんて、私たち妖精の尻尾だけなんだろうなぁ。



私は揉め事や喧嘩、他愛もない話に耳を傾けて、

ぼーっとする時間が好きだ。



人と話すのは得意だけど意外と一匹狼だし、

クールだねってよく言われるし(チーズケーキを食べる時性格変わるって聞いたけど本当なのかなぁ)、

正直チームとかは組む気は無い。



でもこうやってわちゃわちゃしているギルドの中にいるのは、

すごく大好きなんだ。

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