続・どうしよう、これ【歌い手】

episode11 ページ13

Aside

｢やっぱり真冬くん上手いなぁ…って真冬くん待って待っ…あああ、落ちたー！｣

｢いやちょ…ねえAちゃんゲーム下手すぎない…？さっきからめっちゃ死んでるよね？｣

とちょっと笑われる。

｢普段やらないもん…というかこのおっさん顔が悪いんだよ、上からトゲトゲ降らしてきてさ！｣

とちょっと目線を逸らして言う。

普段ゲームなんてやらない。アクションゲームは尚更。私が学生時代にやってたのはドラクエくらい。復活の呪文忘れて焦ったりしたっけ…。

なんて懐かしく思い出していてもマリオが上手くなるわけではないので、集中する。

｢ねえ、3段ジャンプ？ってどうやってやるの？｣

｢ダッシュしながらジャンプして着地した瞬間にジャンプ！｣

教えてもらった通りにしてみる。

｢…はいっ、はいっ、はい！あ、出来た！よしこれで…あ｣

｢Aちゃん、穴には気をつけて…あ｣

ルイージが綺麗に穴に落ちていった。くるくるって回りながら飛び込んでった。

｢…なんかプールの飛び込みみたいだったね｣

思わずそんな感想が口から漏れて2人で顔を見合わせてお腹が痛くなるまで笑った。

そんなこんなで、ゲームをやり続けて、

｢もういい時間だね｣

なんて時計を見たら、カレンダーが目に入った。

｢真冬くん、来週花火大会あるんだね｣

｢ほんとだ！ねえ、行く？｣

｢行こう！｣

なんて会話をして、花火大会に行くことが決まった。

楽しみだなぁ。



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少し作者から謝罪とお知らせとお礼を…

あのですね、下書き途中で非公開にしてたはずが、公開されてました…。すみません、中途半端な状態で出してしまって…。

それから、作中の季節は夏、新型コロナなど存在もしてません。

そして、5,000hit行ってたんですね…ありがとうございます！

以上です！

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