桜井くんとネット恋愛してみませんか？【黒子のバスケ】

02*特攻隊長さん ページ2

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「スイマセン、本当にスイマセン！」

『あの、別に私怒ってないんだけど……』



ずっとペコペコ謝り続ける桜井くん。


助けてと青峰に目で訴えたけども、無視された。




……どうしよう、面倒になってきた。




桜井くんとは同じクラスなんだけども、やっぱり謝り癖がひどくて。


何があってもスイマセン、スイマセンだし。



一体彼に何があったんだろうか、と気になってしまうくらいだ。





そんなとき、



「おい、桜井困ってんだろーが」

「え！？あ、スイマセン！」

「悪いな、ほら行くぞ桜井」




いきなり現れて、桜井くんを連れ去ってしまった。




あの人、


『カッコいい……』

「はあ？」



若松さんのどこがいいんだよ？あ？と逆ギレされてしまった。




『へえ……若松さんっていうんだ』



私、ああいうタイプの人に出会いたかったの。


面倒じゃなさそうな人、そんな人に。





『青峰ありがとね！』

「あ、おい待てよ！」



呼んでたけど、無視無視。




早く和成に報告しないと！

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