5話 はじめてのお昼 ページ6
やっと昼食。うちらマネージャーは選手とは違う別メニューが出される。
これ、男女で違うのかな...
ご飯と味噌汁をトレーに乗せおかずをもらいに行く。
ピー
ウィーン
出てきたのはサラダチキン。ヘルシーだな。
鶏肉はタンパク質だから筋肉になる。うちも運動したからこういうのが欲しかったからありがたい。
周りを見渡し空いてる席を探す。
「あ、マネージャーの人だ!」
人と全く話せてなかったから一応面識あるマネージャーの元に向かう。
「こんにちは。お久しぶりです。お隣失礼してもいいですかね」
「あ...どうも。君確かチームZの」
「若瀬Aです。呼び方は自由にどうぞ。」
「私はチームVのマネージャーの日向(ひゅうが)燈花(とうか)です。歳は21です。」
「えっ、21!年上だ...]
結構若く見えたから同じくらいだと思ってたんだけどなぁ。
「若瀬さんは?]
「17です。いやー大人もいる中にこんなひよこが来るなんて恐縮です。」
「えぇっ。最年少じゃないですか我々マネージャーの中で。」
嘘でしょ。17が最年少とかまじかよって思ったけど普通に考えてこんなサッカーの最先端の場所に普通無名のJKはいないか...寂し。
「そういえば、若瀬さん汗かいてますね。急いで来たんですか?」
「あ、いやこれは選手と一緒にテストしたからですね。選手の気持ちになって考えられるように一緒にやったまでです。」
「へぇ〜意識高いね。あ、もうおなかいっぱいだけど余っちゃった...食べます?」
「ええいいんですか!ハンバーグなのに!?じゃあお言葉に甘えて...」
日向さんにもらったハンバーグはすごくおいしかった。あれ、これもしかしてマネージャーもランキング付けされてる感じかな。
よーし、じゃあなおさら頑張んないと。
午後のテストも終わり、寝室に向かう。
「じゃあみんなまた明日、ゆっくり寝てね。おやすみ!」
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しは(プロフ) - めっちゃ面白いです! (2022年12月31日 1時) (レス) @page35 id: e927209d21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくらば | 作成日時:2022年11月29日 23時