１４ 本音 ページ15
しかし、寸でのところで落ち着きを取り戻す。
「私、今アイツとケンカしてんの〜。だから気になったんだよ」
ここは誤魔化さず、正直に言う。
「ケンカ？何したの」
先程の顔つきはさっぱり消え去り、レオはいつもの顔に戻った。
数日前に起きた出来事について話した。
「なんだそれ。どっちも子供だなぁ！！」
「なっ…！！」
レオは豪快に笑う。その姿にAは唖然とした。
「私は悪くないと思うんだけど！？」
「お前…男心ってやつがわかってないな？」
(男心ぉ…？)
急に話が切り替わり、頭が追いつかなくなってきた。
「いや…もうどうしていいのかわかんねぇよ。
何故だろう。
レオが相手だと、すらすらと本音が言える。
Aでさえも、今の言葉はほぼ無意識に発したもので、「ああ、自分はこんな事思ってたんだ」と感じた程だ。
(なんでかなぁ…不思議だ…)
「じゃあさ」
レオはしばらく考えたのち、ある提案をする。
「俺と…付き合ってみない？」
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水猫桜(プロフ) - ほたるさん» コメントありがとうございます！瀬名さんのツンデレ具合を上手く表現出来るよう頑張ったので、可愛いと言っていただけてとても嬉しいです！初のあんスタ作品ですが、楽しんでいただけたなら幸いです(*^^*) (2017年8月25日 17時) (
レス) id: 1dfbcfc948 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 瀬名さん！！！可愛すぎかよ！！！完結おめでとうございます！！！ (2017年8月25日 16時) (レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水猫桜 | 作成日時：2016年9月19日 13時
