１３ 月永レオ ページ14
それから数日が経ったが、特に何事もなく日々が過ぎていった。
つまり、仲直りもしなかったし、それ以上関係が悪化したわけでもなかった。
「今日は〜…『Ra*bits』のプロデュースか」
昼休み、Aはスケジュール帳を開いて確認する。
「A〜！今日、プロデュースお願いしていいか？」
大声で言ったのは、『Knights』のリーダー、クラスメートの月永レオだった。
Aは一瞬嫌そうな顔をする。
『Knights』のプロデュースを請け負うということは、つまり泉もいる、ということだ。
「…今日『Ra*bits』のプロデュースがあるからその後でいいなら」
さすがに、私情でプロデュースは断れない。
Aは渋々OKした。
「やったぁ！サンキュー！！」
「なぁ、月永…」
「ん？」
Aは少し疑問に思う事があった。
「瀬名は…何も言わなかったか？」
いくら『Knights』が自由なユニットとはいえ、プロデュースがあるならそれを報告ぐらいはするはずだ。
「Aにプロデュースを頼もうと思う」とメンバーに告げるのは必然だろう。
それを聞いた泉が快くOKするとは思えなかった。
「何で？」
「え？」
「何でセナの事を気にするんだ？」
(そうくるか…！！てか、こいつ私と瀬名がケンカ？してるの知らないのか？)
予想外の答えにどう返していいか戸惑うA。
「俺がプロデュース頼んでるんだから、セナは関係ないだろ」
平然とした顔で言うレオ。むしろ、少し怒っているようにも見えた。
今までに見たことのないレオの表情にAは焦った。
反対に、「関係ない」と言われてムッときた。
「関係なくないって…」
無意識に放ったのはそんな言葉で、声は
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水猫桜(プロフ) - ほたるさん» コメントありがとうございます！瀬名さんのツンデレ具合を上手く表現出来るよう頑張ったので、可愛いと言っていただけてとても嬉しいです！初のあんスタ作品ですが、楽しんでいただけたなら幸いです(*^^*) (2017年8月25日 17時) (
レス) id: 1dfbcfc948 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 瀬名さん！！！可愛すぎかよ！！！完結おめでとうございます！！！ (2017年8月25日 16時) (レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水猫桜 | 作成日時：2016年9月19日 13時
