１ 転校生 ページ2
ただ、日常茶飯事ではないとすれば、二人の入る教室が違うという点だ。
泉はA組、AはB組だ。
２年生までは同じクラスだったが、３年生になって分かれた。
Aはその事に対して何とも思っていなかった。まぁ、いびられなくて済むな〜、ぐらいは思っていたが。
SHR終了後、佐賀美から呼び出しがあったのを思い出し、職員室に来ていた。
「喜べー、この学院に女子生徒が転校してきた」
「…ん？」
佐賀美の言った事が信じられず、Aは聞き直してしまった。
「だから、お前と同じプロデューサーで、２学年に転校してきたんだって」
「ホントですか！？」
長らく女子と接していなかった為、Aは素直に喜んだ。
「それで、お願いっちゃなんだけど、そいつ、まだ右も左もわからない状況だからさ、気軽に声かけてやってくれ」
「わかりました！」
Aは、失礼しました！と元気よく職員室を出た。
(やった、やった！もう一人の女の子…！)
それから教室に帰るまでずっとにやけていたが、そんなことは気にしなかった。
ともかく、仲間が出来た事が嬉しかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水猫桜(プロフ) - ほたるさん» コメントありがとうございます！瀬名さんのツンデレ具合を上手く表現出来るよう頑張ったので、可愛いと言っていただけてとても嬉しいです！初のあんスタ作品ですが、楽しんでいただけたなら幸いです(*^^*) (2017年8月25日 17時) (
レス) id: 1dfbcfc948 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 瀬名さん！！！可愛すぎかよ！！！完結おめでとうございます！！！ (2017年8月25日 16時) (レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水猫桜 | 作成日時：2016年9月19日 13時
