蝶柄の着物が似合う君 6 【坂田銀時】

ドS発揮いたします ページ12

銀ちゃんside




｢あれもしかして口がよかった？｣








こんなぶっ飛んだAの質問に対して











銀｢あぁそうだな､口がよかったなー｣


と答えた俺














｢え､いや､ぁ､じょ､冗談だ､よ？｣



いやそんな顔赤くして誤魔化されても

意味無いからね？














銀｢Aは俺とキスしたくねぇの...？｣

あからさまに落ち込んだふりをしてみる







｢ぁ､そんなこと､ない...むしろしたいっていう
かなんて言うか...その...うぅ､｣




目線をあちこちに泳がしながら答えるA

これを可愛いの以外になんて言うのだろうか











銀｢へぇ､したいんだ？｣

こんなの見せられちゃ俺のS心は燃える一方で

ん？萌えるの方が合ってんのか？←









Aは俯いて小さく頷いた



なにこの可愛い女の子？！？！

あ､俺の彼女か←












銀｢じゃあA顔上げて？｣

Aの顔を覗き込むようにして言ってみると



ぎこちなくゆっくり顔を上げた








まだAの顔は少し赤くなってて

まあ可愛らしかった←












銀｢じゃあ目閉じて｣

ん､と目を閉じてじっとするA






(...キス待ち顔やべえな)








Aの右頬に手を添えて顔を近づける














ちゅ､と触れるだけのキスをした













顔を離すとAは目を開けて


｢ふふ､ファーストが銀ちゃんで良かった｣

嬉しそうに言った









え､破壊力やばくない？

もう1回キスしたい衝動に駆られていると











隊｢いいなぁ...｣

隊｢いちゃいちゃは他所でしてくれよ...うぅ...｣




いつの間にか隊士の約3分の1がこちら

を見ていた









どうやら俺達はいわゆる2人だけの世界

にいたらしい←








｢み､見られた...？！｣


｢そりゃこんだけ人数いるとこでしたんだ
あたりめえだろ｣









Aはまじかよ､と真顔で言った



え､真顔なの？




















近｢よーしお前ら初詣行くぞー｣

人数が人数なので真夜中に行くらしい





酔いが覚めてねえやつはトシんとこ行けよー

と言うもんだから大串くんの方を見てみると











また酔ってる隊士が正座で1列に座らされてて

その前に大串くんが仁王立ちしていた



土｢よぉしお前ら早く酔い覚めねぇと切腹
させるかんな？｣








瞳孔を開いて言うもんだから隊士は一人残らず

ひぃぃと酔いから覚めていた

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