ストーカー彼氏が甘すぎる。(桃)

○甘さ：21g ページ23

さとみside.

定時を指す短い針が4つほど移動しただろうか。

さ「終わらない…」

現在進行形で部下のミスのカバーを行っている。

当人の部下はもういやだ、と途中で作業を投げ出し帰ってしまった。

俺だってやだわ。

彼女またしてんのに。

このときの俺は眠気と疲れと怒りで頭が仕事一色に染まりきっており、彼女に連絡しようだなんて事は思い付きもしなかった。


おなじく部下のフォローに付き合っていたころんも、先程帰っていった。

手伝うか、と聞かれたがその時にはまだ部下もいたし彼の愛犬にも悪いと想ったために帰って貰った。

しかし今は数時間前の自分を殴ってやりたい。

あのまま部下にだけやらせればいいと想うかもしれないが、正直俺はあの部下を信用できない。

だって、遅刻当然・ありもしない噂を広める・仕事はしないetc…

こんなヤツのことを信用できるかってんだ！！！！

自棄糞に定時前よりも断然荒くなったタイピングで資料の訂正を行っていく。





もういやだ、つかれた。


その二言しか頭になかったおれは、バイブするスマホを無視して仕事に向かっていた。




＿＿＿＿＿＿

夜にすみません！もふゆです。

シンプルに勉強が忙しかったのと卒業文集の担当になってしまいまして…。

ていうか少しだけ愚痴らせてもらうんですけど…

企画は全部通らないわ、表紙の絵の事で個人的なモヤモヤが残るわ、ん〜…周りの子達がちょこっとわがままだったりしてて…。


もうね、辛い。

帰ってからずーっと「あー…世知辛い、世知辛い」って言いながら数学の問題集解いてるんです。

そのくらいに疲れがピークにきてます。

表紙の絵の件についてはホントに個人的なんですよね。

絵が上手なこと私のとでアイデアを合わせよって、各々書いてきてお互いにどうする？って見せることになったんですよ

そしてですね、相手の子がその…スタンダードな？感じのやつで私のがすこし新しい感じのやつだったんです

私のを見せる前にうまい子のやつを見せちゃったらみんなそっちの方に食いついちゃって、そんな状況じゃ出しにくくって、私のはいいやって言ってたんですね

そしたら相手の子がニヤニヤしながら「え〜もふゆちゃんのはどんなのw？」って、いうんですよ

被害妄想かもしれないけど、傷つきましたね。流石に

そのこはずっと言ってくるし、企画は否定されまくるし罵られるし

いじめられてた頃を思い出しましたね。懐かし

愚痴ってしまいごめんなさい。もふゆでした

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