音色を信じて (ページ9)

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比べ物にならない…7 ページ9

琴音side

色々やばいな。

頭悪いのか、と思いきや。

すっごく良かった。

あれよあれ。頭いいけど、バカなやつ。

ふざけてはないけども。

というわけで掃除のお時間。

掃除ってめんどくさいよねぇ？

私は優等生のふりしてるから、ちゃんとやるけど。

ちなみにいうと、先生はいないんだ。

校庭の、そうじ？見たいので。

早めに終わらせて本読むぞ～！

私は教室の壁とかいう意味不なやつ。

ゴミ箱を持っていきます！

グループは、何順でしょう。

男子三人と、希。

頑張る、ぞ……？

まってまってまってまって。

いまへんな枠が。

と、まばたきしたら。

「うわ！？なんだこれ、きれいになってる！いぇーい。掃除さぼれるっ！！」

うん！男子に少し同感だけど！

それでもさ、どうして綺麗になったのっ？

私はクラスを見渡す。

喜んでも、考えてもいないヒトは____

あいつ？

音泉。

音楽の世界って、すごいね…。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

今日は疲れたわ。

今は部屋の中。

色々とさー。

ちなみに習い事はしてないよー。

家でピアノ弾いたりしてママが教えてくれる。

お母さんが先生ってかんじ、

といっても普通より多いだけ。

1日に一回、音楽と日本語あるけどねぇ。

あと、塾もなし！

ここ、幼稚園から大学までなんだ。

幼稚園の受験簡単。

トイレできますか？とかだから。

私の家はお金持ちじゃない。

なんで幼稚園からのところにはいれたかというと。

単純明快。

この学校、私立じゃなくて国立だから！

んまそーいうこと。

結構自由だから、自由、なんだ！

昨日は疲れたわ。

ボフンッ

勢いよくベッドにダイブする。

その時、かたいなにかがふれた。

「あっ、琴…。」

まだ、小さいまだだなぁ。

……弾きたい。

大きくしたい。

音泉に頼んだらできそうだけど、うぅむ。

……男子に学校以外で会うの苦手。

いや、のぞみでも、だれでもだ。

気まずいんだよねえ。

早くこの性格なおしたい。

うむむむ～～。

そう思いながら、琴をなでる。

＿＿＿＿＿＿＿＿っ

なに、これ。

昨日感じたものと同じ。

悪魔、かな。

でも比べ物にならない。

すごく闇が深い。

……気まずいとか言ってる場合じゃないよね。

あぁ、もうっ！

こんなにすぐ、事件がおこるなんて最悪だよぉ！

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

まれさんです。

更新遅れましたごめんなさい