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story 8 黒子side ページ9

今「せやと思っとったけど、そない簡単に説明してくれるんかいな」


赤「なるほど、ほぼ強制参加か。それで、途中ゲームオーバーとは何だ?」


「死を意味しています」


つまりここには死が存在する。
死ぬ可能性のある事がここに存在している、そういう事なんでしょう。


「あなた方にはこれからその端末機から送信されてくるミッションをクリアしていってもらいます」


ピエロの方は舞台から降り僕達に近づいてくる。
みんなは警戒態勢を取る。


黒「すいません。いくつか質問いいですか?」


そんな中、僕は気になる事がありピエロの方に声をかけた。


「はい、お答え出来る事であれば」


答えられない質問もあるんですね。


黒「まず1つは、僕らがゲームをクリアしたらみんな元の世界に必ず帰れるんですね?」


「もちろんです」


帰れる、そう聞いて安心しました。


黒「それともう1つ、貴方は…何故ゲームをクリアしてほしいのですか?」


「私は救いたいからです」


救いたい…?
何を?誰を?
黙って聞いているとピエロの方は続けて話し始めました。


「私はこの世界の管理者ですが、創造者ではありません。私の前任者が管理者兼創造者でした。その方がこの世界を創り、ルールを作ったのです。ここは報われない魂が集まる世界で、報われない魂達が解放されるには生者によるゲームのクリアのみ。しかしこのゲームがクリアされた事はありません。報われない魂達は増え続けるばかりでとうとう前任者はこの世界を放棄し、私が管理者となりました」


ここを出るにはゲームクリア。
報われない魂というのは死んだ方の事でしょう。
つまり、ここにはそういったものが彷徨っている、と…。


黒「では、最後に…。最後の参加者は一体誰ですか?」


「それはこれからのミッションでわかります」


ピロン♪


と、愉快な電子音にここにいる全員が端末機を取り出し確認する。
画面には【協力ミッション】の右上にnewと表記されていて、【協力ミッション】をタップすると新たなミッションNO.1が追加されていました。

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サイガ(プロフ) - 黒夢さん» ありがとう!!頑張ります! (2017年3月5日 15時) (レス) id: 19e5edb018 (このIDを非表示/違反報告)
黒夢 - 頑張ってください!!楽しみにしてます!笑 (2017年3月5日 13時) (レス) id: 3e75c17a6d (このIDを非表示/違反報告)
サイガ(プロフ) - 黒夢さん» ありがとうございます。みんなより年上の設定なので頑張って大人感出していきます笑笑 (2017年3月4日 15時) (レス) id: 19e5edb018 (このIDを非表示/違反報告)
黒夢 - 夢主さん、色んな意味でカッコイイ!! (2017年3月4日 12時) (レス) id: 3e75c17a6d (このIDを非表示/違反報告)
サイガ(プロフ) - 黒夢さん» どうぞ〜笑笑 (2017年2月27日 5時) (レス) id: 19e5edb018 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サイガ | 作成日時:2016年11月6日 21時

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