story 4 黒子side ページ5
…いや、頭の良い人ほど摩訶不思議な事が起きた時パニックになりやすいです。
アテになりません。←
高「アテがないし簡単に外には出れねぇだろうから一応講堂には向かうけどさ、この参加者って何の参加なんだろうな?」
高尾君の言う通り確かに簡単に外へ出る事は出来そうにありません。
だから講堂に行くしか道はなさそうなのですが、参加者とは何の参加を意味しているかは分かりません。
黒「とりあえず講堂に向かいましょう。他の人もいるかもしれませんし、何か分かるかもしれません」
緑「そうだな。早く行くのだよ」
そう言って緑間君が先に向かい、その後を高尾君が追いかける。
この建物のどこに何があるかを示した地図によると、僕達の目的地、講堂は9階にあるようです。
階段は緑間君が向かって行った方にあるようなので僕と火神君は2人の後を追った。
階段のゆっくりと、慎重に上がっていくとあっという間に9階までたどり着きました。
火「で、どっちに行くんだ?」
高「この階段からだったら右だったぜ?火神地図見たのに覚えてねぇの?」
黒「すいません、火神君馬鹿なのでバスケ以外は頭に入らないんです」
火「うるせぇ!黒子、お前さっきから失礼だな!」
緑「うるさいのだよ。馬鹿なら馬鹿らしく黙って着いてこい」
火「緑間テメェ…」
黒「火神君、どうどう…」
火「うるせぇ!」
高「ぶふぁ!!ヤベーウケる」
このメンバーとなると騒がしくて、おかげで恐怖が少し和らぎました。
「お前ら…何やってんだ?」
背後から突然声が聞こえて振り向く。
そこにいたのは暗くて一瞬わかりませんでしたが、ライトを向ければ呆れた表情でこちらを見てる海常の笠松さんと…
「火神っち!緑間っち!高尾君!」
何故かテンションの高い駄犬…いや、黄瀬君がいました。
どうやら僕には気づいていないようです。
高「笠松さんと黄瀬!2人もいたんですね」
笠「ああ、俺ら8階の病室で目が覚めてこれ拾った」
笠松さんがポケットから僕達が持っている端末機と同じ物を見せてくれました。
黒「これ、僕達と同じものですね。やはりここに連れて来られた人はみんな持っているんですね」
笠「うおっ!?」
黄「く、黒子っち!?」
やっと気づいたようです。
まあ、こんな事にはもう慣れました。
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サイガ(プロフ) - 黒夢さん» ありがとう!!頑張ります! (2017年3月5日 15時) (レス) id: 19e5edb018 (このIDを非表示/違反報告)
黒夢 - 頑張ってください!!楽しみにしてます!笑 (2017年3月5日 13時) (レス) id: 3e75c17a6d (このIDを非表示/違反報告)
サイガ(プロフ) - 黒夢さん» ありがとうございます。みんなより年上の設定なので頑張って大人感出していきます笑笑 (2017年3月4日 15時) (レス) id: 19e5edb018 (このIDを非表示/違反報告)
黒夢 - 夢主さん、色んな意味でカッコイイ!! (2017年3月4日 12時) (レス) id: 3e75c17a6d (このIDを非表示/違反報告)
サイガ(プロフ) - 黒夢さん» どうぞ〜笑笑 (2017年2月27日 5時) (レス) id: 19e5edb018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サイガ | 作成日時:2016年11月6日 21時