悪童様に愛を謳う2

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花宮「...」

A「花宮くん？もしかして嫌でしたか！？」

花宮「...風呂行く前のこと覚えてるか？」

A「はい！もちろんです！」

花宮「A。お前なんでそんなに変わったんだ？そろそろ話してくれ。Aのそばに置くなら聞く権利くらいはあるだろ？」

A「もちろんです！...あの、信じてもらえるか分からないんですけど本当に生まれ変わったんですよ。私」

花宮「生まれ変わったねぇ。にしては俺たちについて詳しすぎねぇか？」

A「うーん良い言い方が分からないんですけど。...あ！入れ替わった！に近いかもしれないです！！」

花宮「入れ替わった？」

A「はい！元々私は別の世界にいたんですよ！それでこっちの世界の私と入れ替わったんです！こちらの情報は前の世界で知りました！ちなみに、見た目や家族なんかは前の世界と同じですよ！」

花宮「...そうか」

A「信じてくれるんですか？」

花宮「その話が1番信憑性が高いからな。辻褄もあってる。だが、俺が気になるのは」

花宮(元の世界にいつコイツが戻るか分からないっつーことだな。)

A「花宮くん？」

花宮「...」

A「おーい花宮くーん」

花宮「なぁ、前の世界に戻りたいか？」

A「全然！花宮くんがいるだけで私は生きていけますんで！花宮くんが存在する限りこの世界で生きていきたいです！」

花宮「そうか。」

シーン

A(ち、沈黙が耐えられない！！)

ジー

A「な、なんでしょうか！私の顔なんか変でしょうか！」

花宮「いや、そんなんじゃねぇけど。散歩でも行くか？」

A「え！？いいんですか！？お散歩！私好きです！」

花宮「旅館の中だけだから大丈夫だと思うが上着着ろよ。」

A「はい！もちろんです！！」

花宮「行けるか？」

A「はい！いつでも大丈夫です！」

花宮「じゃ、行くか」

ガチャ

花宮「...」

A「あれ？行かないんですか？」

突然花宮が振り返る

花宮「いや？行くけどその前に」

チュッ

A「え！？////」

花宮「正直に答えた良い子チャンにはご褒美やらねぇとと思ってな？」

A「ありがとうございます///」

花宮「ふはっこれからも良い子でいろよ？」

A「も、もちろんです///」

A(花宮くんからキス！！なんて良い日なんだろう。祝日にしたい。花宮くんに携わってきた全てにありがとう)

花宮「じゃあ行くか。」

A「はい！」

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