【朔間零】魔王の償いと想いの１ヶ月 (ページ11)

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１１日目ページ11

『俺様ちゃん、お前の事気に入ったちゃた…♪』

『うまｯｯ！！

このケーキ、今まで食べたケーキの中で、世界一超旨い。』

『ああ"ー、A不足。

ちょいと、俺様ちゃんにかまえ。

そして、俺様ちゃんを癒せ。』

『お前さぁ………本当に可愛いんだけど？』

『辛いことあったら、俺がついてる。

お前の傍に、

何時片時も離れたりさせねぇよ。』

『俺とさ、将来愛を誓ってくれたりするか…？』

『坊主がうるせーんだよ、たっくよ……。』

『凛月～、凛月～♪

やっぱ、俺の弟世界一可愛い。』

『おい凛月、いくら愛しい弟だからって、俺の最愛の人となにイチャついんだよ。

Aから離れろ。』

『俺さ………本当に幸せ者だぜ……。

何てたって、こんな綺麗で可愛いお前を、将来嫁にできるんだからな。』

『俺の夜の仕事は、お前を愛すること。

と、言うことで、俺の理性はもうない。

覚悟しとけよ……？』

『バカだなぁ……

俺はお前の事が大好きなんだ。愛してんだ。

お前がさ、俺を嫌いになっても、

お前が、俺を忘れたとしても、

お前に、他に好きな奴ができても、

お前はもう俺様ちゃんのものだ。』

零君に抱き締められると、脳裏に懐かしい想い出が浮かんだ。

気に入られ、

告白され、

彼女になって、

結婚の約束を交わし、

独占欲を現し、

愛し、

愛され、

そして………………別れた。