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平子上等が湧さんを抱え上げる。
「瓜江くんも乗って行って。」
伊東上等のお誘いにありがたく乗らせて頂く。
運転席には平子上等が座り、俺は言われた通り助手席に座った。
伊東上等は後部座席に伏している湧さんの頭を膝に乗せ、ずっとその体を撫で続けていた。
非常に愛情深い瞳で、一目で特別な感情を抱いていることが分かった。
優秀な羽赫のクインケを使う捜査官がいると、班員の死傷率が7割も下がる。
彼女を大切にしなければいけないのはそのデータから見て言うまでもないが、恐らくそれだけじゃないのだろう。
彼女は単純に愛されている。
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ゆー - 有馬さん僕じゃなくて俺って言いますよ (2016年9月14日 17時) (レス) id: 82686e1266 (このIDを非表示/違反報告)
蘭乃 湧(プロフ) - 黒猫@神櫻梶さん» いつもありがとうございます。ここに50話までしかアップ出来ないという都合上で。笑 普通にこのページのものと合わせて一つの物語です! (2016年7月13日 12時) (レス) id: c5412138af (このIDを非表示/違反報告)
黒猫@神櫻梶 - 続編ですか!?楽しみにしてます! (2016年7月12日 22時) (レス) id: 568c15fe38 (このIDを非表示/違反報告)
蘭乃 湧(プロフ) - ragiさん» ありがとうございます!どうやって完結させようか迷っております… (2016年7月6日 2時) (レス) id: c5412138af (このIDを非表示/違反報告)
ragi - つづき楽しみにしてました!やっぱりいいお話ですね! (2016年7月5日 11時) (レス) id: d8f35f2d6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蘭乃 湧 | 作成日時:2016年5月24日 22時