検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:12,923 hit

10 ページ11

「てめぇらに、演技ができんのかよ」


…無理だよ。全員初心者。できると思う?

私達がやりたい。って言ったわけじゃない。
むしろ私はやりたくない。


「そもそも愛島は、日本語を覚えられているのか?」


「はい!完璧デス!」


…カミュって、なんだかんだ言って…セシルの心配してくれてる。
いつの間にか…みんなの関係は変わってるんだね。
知らなかったな。ううん…違うか。私が気づいていなかっただけ。


「僕達、仕事がかぶっちゃって…
オーディションを見れそうにないんだよね〜。
だから、選ばれた人の演技しか見れないんだ!」


「レイジの気持ちなんてどうでもいい。
選ばれた人の演技しか見れないなんて当たり前でしょ」


「アイアイ冷たいっ」


…相変わらず元気だな。
前…嶺ちゃん主演のドラマを見たことあったけど…全然、雰囲気が違う。
すごいよね。オンとオフをはっきりさせてるんだから。
演技力もすごかったし。


「もう仕事の時間だね」


「本当だ!」


いきなり来て…いきなり帰るの?

そう思った時には、蘭ちゃんとカミュはいなくなっていた。
早くない?


「じゃあね。ドラマ期待してるよ!」


…何がしたかったんだろう。
忙しいのにわざわざくるとか………

11→←9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

鈴華(プロフ) - どれも続きが気になるものです。 (2016年10月22日 21時) (レス) id: d136d6ad0b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:キルア | 作成日時:2016年8月1日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。