異性 ページ8
突然告げられた事実。
『…え?何言ってるのまこと…。』
真「だから、部屋に来た。だから、真って呼べって言った。」
『…じゃ、じゃあ、私…。』
真「”兄妹”ではねぇが、同居してる友達ってことでいいんじゃねぇか?」
『出て行かないよね…?』
真「ねえよ」
『う、う…ん』
真「俺にとっては好都合なんだがな(ボソッ」
『?まこと…?でも、急になんで。』
真「なんつーか、離婚したらしい。」
『…えっ』
真「詳しいことは明日話すから、寝るぞ」
泣きそうになった私に気づいたのか、
真は私の頭にそっと手を回すように抱きしめてくれた。
『まこっ…にぃ…//?!』
いくら、4年間同居してきたといえ、さすがに抱きしめられたりするのは
慣れないっていうか、恥ずかしいっていうか。
これは最後の‶兄妹‶としての夜ということなのか
・
・
・
真「うるせぇ。それと、今日から俺はお前の兄じゃねぇ、
一人の男だ。…バァカ。」
・
『っ…!//』
真に黙らされたかと思えば
おでこに、生暖かいものがふれた。
・
『ば、ばか…。//』
・
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