探偵チームＫＺ事件ノート〜信じた仲間は知っている〜

絶望 ページ10

ｓｉｄｅアーヤ




私は重い足取りでカフェテリアに向かった




もう皆揃っていた




声をかける 明るく元気に・・・




「ごめん、遅くなった！！」




？？？




「どうしたの？皆…？」




若武が口火を切る




「どうしたのじゃねぇだろ」




上杉君も




「この状況でよく話しかけられたな」




「むしろ尊敬するぜ」




私は何が何だか分からない




「なにが？」




瞬間皆が立ち上がった




「痛っ！？」




一瞬何が起きたのか分からなかった




でも左の頬にものすごい痛みを感じる




あぁ ぶたれたんだ




皆どうして




「よくも俺の初恋相手に危害を加えたな
何が痛いだこっちの方が何倍もましだろーが！！」




そういいながらもう一度私の頬を打つ




痛い




皆信じてたのに＿＿＿＿＿＿




「もういいよ…私探偵チームＫＺ抜ける」




「当たり前だろ お前が言わなくてもそのつもりだ」




ほんとは抜けたくない




でも＿＿＿




信じてた皆にも信じて貰えなかったんだ




もう限界だと思ってもバチは当たらないよね？

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