探偵チームＫＺ事件ノート〜信じた仲間は知っている〜

泣くなよ・・・おぃ ページ30

なんとっいきなり真理子が泣き出した




「私、入りたかったのに・・・若武君のそばにいたかったのに‥・・・ぐすん」




「おぃおぃ泣くなよ、だから女はめんどくせぇ」




「何で泣くの？」




「はぁ」




そんな空気の中で真理子は泣き続ける




「おぃおぃ真理子泣くな、大丈夫、入れてやるから」




「「「「「はぁ？」」」」」




「え、何？」




「何、じゃねぇだろ」




「何のためにアーヤは戦ったのか理解してる？」




「ストレス発散？」




もう私無理




「ねぇ、バカ武 勝負を仕掛けたのは真理子だよ、なのに入れるっていう訳？」




「当たり前だろ？ リーダーの彼女だぜ？」




「まぁ、諸君落ち着いて座ってくれ」




それから真理子に向き直る




「それから真理子、もう泣くな」




「…うん｣




すぐに泣き止む




「ところで」




真理子が口を開く




「立花さんっていっつも菜穂のこといじめてるんだよ」




はい？




「はぁ？何、その嘘？」




「嘘じゃないもん」




「こいつは、菜穂をいじめてる張本人なんだよ〜！？」





「そんな奴にここにいる資格なんてない！とっとと出ていけ！」

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