探偵チームＫＺ事件ノート〜信じた仲間は知っている〜

メール ページ22

ｓｉｄｅアーヤ


ピコン




黒木君のスマホが鳴った




「若武からだ」




「今から俺んちに集合だ
アーヤも連れてこい……だってさ」




翼が私を見る




「どうする?嫌ならいいけど」




どうしよう 行くべき…？









行って誤解をとこう




「行く」




「そう じゃぁ行こっか体は大丈夫？」




「うん、立てると思う」




私は明るく答える




この深い傷を隠し通すため＿＿＿＿＿＿




私はベッドから立ち上がる




途端に足の力が入らなくなる




「ｯ！？！？」




床にぶつかる痛みに耐えようと目を瞑る



いつまでたっても硬いフローリングの痛みは来なかった




うっすら目を開けると、誰かに抱き留められていた




翼…？




「ありがとう、ごめんね、大丈夫だから」




「ほんとに？無理しなくていいよ」




「行くから＿＿＿＿」




どんな顔してるんだろう




許してくれるかな




いや＿＿＿









ゴカイハトケルカナ？

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