え ろ 甘 カ レ シ 【赤○】

え.ろ甘カレシ４６…*** ページ46

佐藤「失礼いたします」



そう言って私の服を脱がしていく佐藤さん

………………え、脱がす！？



A「いやいやいやいや！？ちょっと待ってください！？」



佐藤「すみません、A様
　 お時間がおしておりますので…少々我慢なさってください」



そう言って何人かのスタッフさんらしき人々が４人がかりで私の服を変えていく

一体何なんだと思っていると、これまたビックリ。視界が真っ暗になった



A「あ、あのー…佐藤さん？」



佐藤「祈月様からの命令で、完全に着替え終わるまでは見せてはならない
　 とのことでしたので」


何言ってもダメだ…さすがはお父さんの秘書←

とりあえず、足や腕、体に感じる素材としては…何て言うんだろう…

レースみたいな…何かふわっとしたものを着せられているらしい

そういえば、征十郎が前に「ウェディングドレスはコレだな」とか言いながら

見せてきたカタログのドレスもこんな感じの生地だったっけ…



佐藤「A様、目元以外のメイクに入ります
　 次どこをするかはこちらから言いますので、なるべく動かないようにしてください」



A「はい……」



こういうのは仕事柄慣れているが、さすがに目隠しされながらっていうのは初めて

とりあえず、目隠しが外されるまで大人しくしていよう、うん。



A「そういえば征十郎はどこにいったんですか？」



佐藤「征十郎様も、A様と同様準備をなさっていると思います」



A「…私たちがしないといけない事ってそんなに準備が必要なんですか？」



佐藤「はい。それはもう、バッチリと」



「次、口元失礼いたします」という声を聞き流しながら

この後しなくてはならないことを想像してみる

…ドレス…だし社交界みたいなやつかなぁ…じゃあ何でアメリカに？

あ、お父さんの仕事関係とか？…だったら征十郎も準備をする理由は何？



佐藤「A様、髪をセットいたします
　 結構上げますので、痛かったら言ってください」



A「あ、はい」



今、一体自分はどんな格好してるんだろう…？

これで目を開けたらメイド服着てましたーとかだったらきっと私怒る←

なんて思っていると首もとに感じたレース状の何か

どうやら頭の上に何か乗せられたらしい



佐藤「上出来です」



そう言って外される目隠し、いきなりの明るさに目が眩んだが

鏡に映った自分を見て……


―――――――これって……―――――――――――？

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