第三十夜 ページ32
私達はお墓を掘りAKUMAかどうかを確認した
「さっき気づいたんですがー」
「手ぇ休めるなよなー」
アレンは一度手を休めまた掘りながら喋った
やはり、昔師匠が育てていたのをアレンが思い出した。喋っていたら棺にスコップが当たったらしく掘り起こしアレンが蓋をあけた
私はおそるおそる中をみた…そしたら
「やっぱりか…AKUMAだ｣
その後全部掘り起こし確認したらAKUMAだということが分かった。
やっぱり…クロウリー男爵が襲った村人は…AKUMAだった。それにしても何故AKUMAを？
｢こりゃあ単なる吸血鬼退治じゃないってことさ」
ラビは立ち上がりアレンと私を見ながら言った
「クロウリーってやつは…」
「そう…クロウリーが吸血鬼じゃないとしたら…」
アレンがそう言うと急に寒気がし私はラビの方を向いた。そこには…噂のクロウリー男爵が！
「「ラビ！」」
「ん？」
ラビが気づいた時には遅くクロウリーに凄い力で殴られ壁に激突した
「私を怒らせたなぁ！」
「ひぃ！」
「A！隠れてくださi((うっ！」
「アレン！」
クロウリーが噛み付くのと同時にアレンはイノセンスを発動させ空高くまで飛び塀の所に降りた。
2人が戦闘をしている時私はラビのところにいった
「ラビ！おい！ラb((ﾄﾞｶﾞｰﾝ アレン！？」
アレンを見に行くと彼は城の壁まで飛んでいき姿が見えなくなっていた
「アレン！」
「ん？まだいたのか小娘」
「うげっ…見つかった」
私はイノセンスを発動させアレンの所に行こうとしたその時クロウリーが私の腹を蹴り私の体は壁の方まで飛んでいった
「((ｶﾊｯ くっ…今のは冗談きつい…って…っ！」
私が痛みに耐えているとクロウリーは私に近づき痛めている左手首を力強く握ってきた
「くっ！！…「ふん。たわいない…女はここで死 ね！」っ！」
クロウリーが噛み付いてこようとしてきた瞬間、私はクロウリーを蹴飛ばした
「((ﾊｧﾊｧ…いって！！この野郎…」
(今ので完全に左手首悪化した…流石に片手で防御も難しい…どうしよう)
「ふ…ふはははは！今のが全力か？小娘！！」
「あり？結構
「ふん。こんなの痛くもない！」
くそ！流石に避け切れない！！…なら！
私はわざと左腕でガードをしクロウリーに噛ませた
「((ｼﾞｭﾙｼﾞｭﾙｼﾞｭﾙ」
うわ…最悪…血が…
何か目の前がくらくらしてきた…
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作者名：ルル☆赤髪LOVE | 作成日時：2018年4月3日 1時
