プロデューサーがなんか最近可愛い【あんスタ】 (ページ36)

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肝心なところで流星レッド☆ ページ36

『で、どうでしょう。』

ちゃんとした答えが返ってくるまで私は諦めない。そういう女なんです。

「あ、あのなぁ…『私、こう見えても家事結構できますよ！』…そういう問題じゃないだろ？」

『ちぇー。真緒先輩のけちー！』

そんなに拒否ります？そろそろ落ち込みモード突入しますよ。

「だから、なんつーか。そのっ…。」

？

『その？』

「おおA！…流星ビーム☆」

廊下の向こうから千秋先輩がウルトラマンっぽいポーズで攻撃を仕掛けてくる。

私はつい条件反射で…

『うぐっ…や、やられた……と思いきや！流星ピンク、参るっ！！』

一回倒れたフリをして、そこから千秋先輩のとこまでダッシュ。

『必殺技！流星ピンクアタック！』

千秋先輩に向かって思いっきり飛び込む。

「はっはっは☆ちゃんと受けとめたぞ！」

そして、千秋先輩はふらつきもせずに抱きとめる。

千秋先輩に会うと必ずって言っていいほどこの流れをする。

楽しいからいいのだけど、問題はこの後。

先輩が私を抱きとめた後、１分くらいぎゅーっとされてなかなか離してもらえない。

千秋先輩は好きだけど、ちょっと長いのではないかと思う。

千秋先輩の胸板に顔をうずめている時に思い出した。

“真緒先輩から返事もらってないではないか。”

急いで後ろを振り返ると、

そこにはもう真緒先輩がいなかった。

仕方ない…。

今度会ったら問い詰めよう。