プロデューサーがなんか最近可愛い【あんスタ】 (ページ16)

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私の特技？口喧嘩かな。…嘘ですすいません。ページ16

『零先輩ーっ！』

レッスン室のドアを開けながら大きく言う。
そこにはすでに晃牙先輩とアドニス先輩が来ていた。

「ん？…おお、嬢ちゃんか。どうだったのじゃ？」

『あはは～。零先輩のいうとーりにしたら、あんまり怒られませんでした～。』

「そうじゃろう、そうじゃろう。なんせ我輩は吸血鬼じゃからのぅ♩」

零先輩とにやにやしながら笑っていたら晃牙先輩が怒ったような口調で言う。

「おいA。テメェ～どこ行ってやがった！」

『うひっ！…こ、晃牙先輩っ。あ、あのですね～、英智先輩に呼ばれて生徒会室に行ってました。なので、今回はただの遅刻じゃなくて、ちゃんとした理由のある遅刻です！』

「テメェはよぉ。行くなら俺様に言ってから行きやがれっ！」

『えっ、なんでですか！？ていうか、晃牙先輩さっきいなかったじゃありませんか！』

晃牙先輩とよく分からない言い争いをしていると痺れを切らしたのか、零先輩が口を開く。

「そうカッカするでない。…我輩、うるさいのは嫌なのじゃ。」

『でも晃牙先輩がぁ！』

「わんこは嬢ちゃんがいなかったから寂しかったのであろう。なぁ、わんこや。」

『そうなんですか～？』

私と零先輩がまたもや二人でにやにやしながら晃牙先輩を見ると、

耳まで真っ赤になった晃牙先輩が怒鳴る。

「んなわけっ！…なくもな……い、いや！ねぇよっ！」

『なんかその感じ変な風にとらえてしまうのですが！』

「だからねぇっつってんだろ！アドニスっ！テメェーも笑ってんじゃねえ！」

「微笑ましいと思ってな。」

「はぁ！？ったくどいつもこいつも！」

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会話文が多いのは気にしないでほしいです。はい。
次回は薫さん出します。