２８話 ページ30
「っ、はぁ……」
流石に一人でこの人数は馬鹿だった
頭割られて痛いし最悪
とりあえずマジで目が霞んで来た
最初にいた奴らはほとんどやったものの、応援を呼びやがった奴がいて結構悪戦苦闘
「チッ、ざけんな畜生！！」
「まだこいつ倒れねぇぞ！？おい、頭殴ったよな！？」
「なんで倒れねぇんだよ！！クソ！」
フラッフラだけどね……
「はは、馬鹿じゃないの……私があんたらにやられるとでも……？」
なんてったって私は死神
こんな雑魚に負けてるようじゃ、不良どもに示しつかないじゃない
「帰りたい奴はかかって来なよ？今すぐ帰らせてあげる……ま、まず病院行ってからでしょうけど」
カランッと軽い音を立ててバッドが落ちる
肩で息をして周りを見渡した
もう誰も起き上がって来ない
「A……頭、大丈夫…？」
「あぁ一松。無事よ。待ってて、今誰か呼＿＿＿」
「A！！後ろ！！」
振り返ると、バッドを振り下ろす男
あれ、さっきやったはずじゃ……＿＿＿＿＿＿？
ガンッ
「っ……！」
地面に強く体が打ち付けられる
遠くでずっと私を呼ぶ声がしたけど、私はそれに応えることなく目を閉じた
「っ、いってぇ…クッソ、油断した……」
……てかココどこよ
見覚えのない倉庫のようなところに寝転がっている
「はぁっ……」
動こうと体を捩ってみると、腕と足、体が縛られていた
女一人にここまでする〜？なっさけないなぁ
もう一度大きくため息をついて、入り口であろう光が差し込む場所をじっと見つめた
まだ目は霞んでいる
頭も痛い…が、血が流れている感じはしない
ある程度手当はしたってことね
ズキズキ痛む体を壁を使って起き上がらせる
これからどうする？
喋れる…よな
布は巻かれてないっぽい
本格的に拉致されたのは初めてだわ
「はーい、お久しぶりー」
「…………」
いや、こっち誰か知らないのにお久しぶりはないだろ
考えろど阿呆
ジト目で顔の見えない相手を見る
「……顔が見えなかったね、ごめんごめん」
電気がパッとついて、顔が露わに
「………………誰？」
見覚えのない顔に驚く
なんで知らん相手に拉致られなきゃなんねぇんだふざけんな殺す
「…覚えてないみたいだね。悲しいよ。でも、俺たちが出会った時を言えば思い出すよな…？」
あの時は白い雪の降る頃だった＿＿＿
語り出す男の話を興味はないが聞いてやろう
＿＿＿
作者インフルかかりました
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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かたつむり - お仲間がいたとは！ありがとー！ (2018年4月12日 23時) (
レス) id: 5074694cef (このIDを非表示/違反報告)
黒死蝶(プロフ) - かたつむりさん» わかります。激しく同意します。← (2018年4月10日 18時) (レス) id: f1e2b84095 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり - ボカロとおそ松さんがないと生きていけないぃい！ (2018年4月10日 16時) (レス) id: 5074694cef (このIDを非表示/違反報告)
黒死蝶(プロフ) - かたつむりさん» アイロニ好きなんですよー……一緒ですね！ボカロ良いですよねぇ (2018年4月9日 6時) (レス) id: f1e2b84095 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり - 面白いです！続き楽しみにしてます！アイロニ好きなんですか？私もです！ボカロいいですよね！ (2018年4月8日 8時) (レス) id: 5074694cef (このIDを非表示/違反報告)
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