さんじゅうわ ページ32
「あの、今日はその……おそ松とトド松に折り入ってお願いがあると言うか……」
そう、私は私たちの愛を確かめたいんだ。
と言っては綺麗事になる。一松が私のことをどう思っているのか知りたい。
普段あまり話をしない一松。
私はそれでもそばにいてくれるなら良いのだが、一松はどう思っているのだろう。
私から聞けばいつも邪魔、とか鬱陶しい、とか言われてしまう。
ツンデレなのがまた可愛いのだが、本当にそれは嘘なのか。
本当だったらこの街で一番でかいハタ坊の家のてっぺんから飛び降りてやろうか、と思っている。
ま、一松は私のこと好きだろうし、そんなことする心配はないだろう。(と踏んでいる)
自分でそう言えば良い。が。
いつもズカズカと人の心のうちに入り込む私。なぜか一松だけは思うように入り込ませてくれない。
前だって、私のこと好き?と聞くと、別に普通、と言われてしまった。
泣きそう。
このマイナスな気持ちを挽回すべく、今日は頑張る!
「ということで、お願い!」
「なんで僕がリア充のお遊戯に付き合わされなきゃいけないの」
「まぁいいじゃん、A助けると思ってさ〜?いいよ、俺は!童貞卒業させてくれれb…」
そこまで言って殴られるおそ松。私の処女は一松の物だ。誰にも渡さん。
時に、殴ったチョロちゃんは私を取り押さえる役目。
困ってる一松を見ると困らせている対象を殴ってやりたくなる私。それを抑えてもらう。
「まぁ、いいんじゃないか?brotherは照れ屋さんだから…ナ…」
「じゃあ俺はおそ松兄さんと一緒に一松兄さんの本音聞く!!」
「もう、仕方ないなぁ…みんなAからのお願いに弱いんだからぁ」
「みんなありがとおおおお!!愛してるよおおおおお!!!あ、もちろん一番は一松だからね」
うん知ってる、と私に揺すられているおそ松。
早速行動に移っていただこう。
「なぁ一松ー」
「なに、おそ松兄さん……」
ドキドキと廊下で待っている私と、それが暴走するのを抑えるために待機しているチョロ松。
そしてチョロ松で無理だった場合、抑えにかかるカラ松。
居間の中には、おそ松とトド松、十四松が一松を取り囲んでいる。
さぁ胸の内をさらけ出しちゃいないさい。
「正直さ、一松兄さんはAの事どう思ってるの?あんな女の子でいいの?」
末っ子ぶっころだからな。
「Aでいいのー?」
天使でも許さんぞ。
「はぁ?なに言ってんの、あんな可愛い女他にいないでしょ…好きだよ、僕は」
「やばい好きぃ……」
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松々先輩(プロフ) - 紅て漢字見た目良くない?さん» ありがとうございます!今は絶賛スランプ中なのですが、復活次第続きを書きたいと思っております! (2022年3月22日 16時) (レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
紅て漢字見た目良くない? - 推しランキング1位一松2位おそ松3位カラ松です!ですが一松反則級に可愛すぎます!尊死しそう (2022年3月21日 22時) (レス) @page14 id: 01439bd18d (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - カラ松girlさん» わかります…!!!!でも私はどちらかと言えば襲いた(( (2021年8月14日 5時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
カラ松girl - 一松かわいい…襲われたi((殴 (2021年8月13日 23時) (レス) id: 298605cae4 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 明かり松さん» ありがとうございます!!超嬉しいでございます(日本語おかしい) (2019年1月17日 23時) (レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
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