にじゅうななわ ページ29
「はー、街はクリスマス一色だねー。あ、クリスマスだから2色か」
「俺とチョロちゃんの色〜!」
「知ったこっちゃないわよ。どうして一松の色の日がないわけ!?どうして圧倒的におそ松の色の日が多いの!?」
私の中で、クリスマス、そしてバレンタインなど、さまざまな行事のイメージカラーが赤色だ。
紫色の行事はなにがある?ん?
「っていうかさ、まだまだなのによくやるよね。私だったら神経持たない。リア爆しろってめっちゃ考えてる」
「お前もリア充じゃん!何言ってんの!?」
「は!?あんたこそ何言ってんの!?私と一松の距離がリア充に見える!?……あ、この話やめよう。言ってて悲しい」
そうだな、とポケットに手を突っ込むおそ松のポケットに手を突っ込む。
「なっ…」
「いぇーい!ポケット占領したりー」
あったけぇえ、と感動を覚える。
クズでも手はあったかいんだな…何かを学んだ。
「そこのカップルさーん!」
「ん?待って、おそ松。これもしかしなくても私らじゃね?」
「おー、そだな。で、何ですか?綺麗なお姉さん」
「何公衆の面前でお姉さんにナンパかましてんだ。どつくぞ」
Aって俺にだけ当たりキツくない?と口を尖らせるおそ松に、気のせいじゃない?と言ってお姉さんの話を聞く。
美人さんの話は聞くもんでしょ?
「えー、カップルさんにはですね、このお化け屋敷に入っていただいて、もっともっと仲良くなっていただきます!」
「なんとも季節外れな」
まぁ面白そうなので入ろうと思う。
少し怖いので、おそ松の腕にしがみついていけば、コツンと何かが足に当たった。
「?」
目の前に出て着たスタッフさん。
寒いのに大変ですね、と声をかけるとありがとうございます…となぜか頭を下げられる。
………なにかがおかしい?気のせいじゃないか?
「……怖い?」
「ううん。ぜーんぜん。女の子の方が怖い」
「だよね。わかるよ」
無駄話をしながら歩いていくと、さっきからずっと女の叫び声がしていたところに差し掛かる。
驚かせようとして出てきた血まみれゾンビサンタさん。
ナイスバディのお姉さんだ。
舐め回すように体を見るおそ松の目を潰し、これでもどうぞ、とさっき買っておいたコーンポタージュの缶を渡す。
「あ、ありがとうございます…」
「コーン、最後まで諦めないでくださいね」
「あ、はぁ……」
なんとも不思議な体験であった、とありがたみを感じてお化け屋敷を出た。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
260人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
松々先輩(プロフ) - 紅て漢字見た目良くない?さん» ありがとうございます!今は絶賛スランプ中なのですが、復活次第続きを書きたいと思っております! (2022年3月22日 16時) (レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
紅て漢字見た目良くない? - 推しランキング1位一松2位おそ松3位カラ松です!ですが一松反則級に可愛すぎます!尊死しそう (2022年3月21日 22時) (レス) @page14 id: 01439bd18d (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - カラ松girlさん» わかります…!!!!でも私はどちらかと言えば襲いた(( (2021年8月14日 5時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
カラ松girl - 一松かわいい…襲われたi((殴 (2021年8月13日 23時) (レス) id: 298605cae4 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 明かり松さん» ありがとうございます!!超嬉しいでございます(日本語おかしい) (2019年1月17日 23時) (レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ