愛してる３７ ページ39
☆Aside☆
ピーンポーン
心地よいチャイムの音が響き渡る
「？はーい」
この時間に誰が？と思った私は、手を拭いてからそろそろと玄関に向かった
覗き穴から外を覗くと、目の前に広がる黄色
「あら、十四松じゃない。どうしたの？」
「A……」
なぜか落ち込んでる風の十四松
誰かと喧嘩したのかな？
「外、冷えるでしょ。ほら、早く入って」
「……ごめんね……？」
「良いのよ。ほら、早く！コーヒー淹れるから、待っててね」
十四松を家に上げ、キッチンに向かう
ポットでお湯を沸かしてコーヒーを淹れると、十四松がソファに座っているのが見えた
「お待たせ。どうしたの？こんなに急に…」
「Aに、確かめたいことがあって……」
「確かめ…？」
何？と聞くと、一松兄さんの事なんだけど、と静かなペースで話す
一松……？
「一松が、どうかした？」
「昨日、僕と一松兄さんが喧嘩しちゃって……一松兄さんが、家出てっちゃって……」
家を、出た？
家出って事？
でも、どうしておそ松と喧嘩する事があるの？
比較的仲は良い方だと思っていたけど……
「Aの、事で…」
「私のことで…喧嘩、したの？」
つまり、十四松と一松が喧嘩したのは私のせい……？
一松は、今どこにいるんだろう
「……それで、Aに、思い当たる場所無いかなって……A、一松兄さんと付き合ってたし、何か手がかりあるかと……」
ごめんね、辛いよね、とコーヒーの揺れる水面を見つめる十四松
ううん、と言ったは良いけれど、一松のいる場所なんて私にもわからない
「……そうねぇ、昔、連れて行ってくれた路地裏なら、覚えてるけど」
そこに本当にいるのか、確信が持てるわけじゃない
ただ、私ならそこに行くかなって……
「じゃあ、探してみるね。十四松も、家で待っててあげて？」
帰ったらいるかもしれないし、と言えば、ありがとう、と嬉しそうな十四松
私は鍵を持って外に出た
「いない……」
じゃあ、あそこ…？
でもあそこは…
私との思い出の場所にいるわけがないのに、自然とそっちに足が進んだ
✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ
なんの喧嘩なんでしょーねー
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「アニメ」関連の作品
俺の焼きたてメロンパン、食べ頃です【名探偵コナン】
お前は俺が命をかけても守る2 〜探偵たちの鎮魂歌〜
Lost in Havenly Blue 【100万ドルの五稜星】
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
松々先輩(プロフ) - 一松さん» 羨ましいです……www (2019年1月31日 8時) (
レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
一松 - どう？羨ましい？俺もうリア充 (2019年1月30日 23時) (レス) id: 95ef69bc8b (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 一松さん» 富士山！？凄い… (2019年1月30日 23時) (レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
一松 - トッティがもう1回富士山登るっていったから俺らもついて行ったんだ。 (2019年1月30日 23時) (レス) id: 95ef69bc8b (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 一松さん» いえいえ！こちらこそコメントありがとうございます！ (2019年1月30日 23時) (レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
