愛してる28 ページ30
☆おそ松side☆
Aは俺たちの顔を見渡して、?を浮かべている
可愛くて可愛くて仕方がない
愛しさが混みあげてきた
あぁ、やっぱり好きだなぁ
「私、何かしたかな……?」
「…あのさぁ、100歩譲って一松は良いよ?なんでカラ松に行く訳?」
「…チョロ松怒ってる……」
「怒ってない」
いや怒ってんだろ…
目が死んでる
いつも以上に瞳孔かっぴらいてる
一松は自分だけ許されて石化してるし
「A…ちょっと話いい?」
「え、あ……うん……」
Aを呼び出して外に出る
夏の夜は綺麗だ
「……おそ松。おまたせ」
白いワンピースを着たAが家から出てくる
太陽は出ていない。今からが、Aの活動時間だ
「じゃ、行こっか」
いつも通りの笑みを浮かべてAの手を引く
あぁ、小さい手だなぁ……なんて思いながら歩いていると、おそ松、と控えめに手を引かれた
「は、速い!」
「おぉ、ごめんごめん」
そっか、歩幅合わないよなぁ…
少し歩くスピードを遅めにしてAをちらっと見ると、ちょこちょことついてくる
可愛いなぁ…とにやけてしまい、口元を手で覆った
「ここ!ほら、A好きだろうなって思って」
「わぁ……!」
頭上には満天の星空
目の中に星を閉じ込めて、Aは笑う
ありがとう、と呟いた小さな唇
暗闇でも赤くて、吸い付いてしまいたい
「お兄ちゃんすっげーだろ!」
「なに言ってんの、すごいのは星空ー」
バシッと肩を叩かれたので、痛くもないがイテッと呟く
Aがふざけるのは俺にだけだ
昔からそう
これからも変わりないと思う
でも、俺はもっと近くなりたいんだけどなー
特別感を感じてる今
でも、Aが好きなのは一松
それでも、今は俺だけのことを考えてくれれば
「……ねぇ、おそ松ー」
「んあ?」
「ありがとね、あの時困ってたんだ〜。起きたら四人に見つめられてるんだもん、びっくりした〜」
あぁ、あの時かー…と納得する
袖を引っ張ってもう一度お礼を言うA
今すぐ抱きしめたい
「おそ松わかってたんでしょ?私が困ってるの」
だから連れ去ってくれたんだよね
そう言って下を向いたAは、王子様みたい…と呟いた
なぁ、王子様って何?
俺、王子様ほど紳士的じゃないし、クズだし馬鹿なんだよ?
なんでそんなこと言うの?
「……王子様、かぁ……」
でも、Aがそう言うなら、今はそう言うことにしとこうかな
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松々先輩(プロフ) - 一松さん» 羨ましいです……www (2019年1月31日 8時) (レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
一松 - どう?羨ましい?俺もうリア充 (2019年1月30日 23時) (レス) id: 95ef69bc8b (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 一松さん» 富士山!?凄い… (2019年1月30日 23時) (レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
一松 - トッティがもう1回富士山登るっていったから俺らもついて行ったんだ。 (2019年1月30日 23時) (レス) id: 95ef69bc8b (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 一松さん» いえいえ!こちらこそコメントありがとうございます! (2019年1月30日 23時) (レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
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