愛してる１１ ページ13
☆一松side☆
「………一松…」
「出てけ！」
僕は叫んだ
本音が知られて嫌だったんだ
隠してたものが全部さらけ出されて
守ってきたものも無くなって
これ以上本音を言われれば、Aへの想いもバレてしまう
「出てけよ！！」
その一言で猫は出て行った
みんな固まって心配そうな目を向けてくる
「待って…！」
ただ一人、駆け出したのはAだった
追いかけないで、知られなくない
………………………怖い
☆Aside☆
一松の友達を探す
怒ってしまったのは混乱してたからでしょ？一松は優しいもの
動物にあんなこと言わない
本気で思ってたけど、それは絶対裏があって
「どこ、なの…」
猫の行くところなんてあいにくわからない
昔一松はどこに行ってたっけ？どこを教えてくれたっけ？
路地裏…
次の瞬間から私は全力で駆け出していた
色素系乾皮症なんて関係ない
一松が大事
あぁ、太陽の光を浴びたのは何年ぶり？
もう長い間、太陽を見ていない
怖かった。壊れてしまうから、怖くて
それでも何もできない私を変えてくれたのは一松で
「……………いた！」
ゴミ箱…？
なんでこんなところに！
「帰ろう…」
猫を抱き上げると、心地いい暖かさが胸に広がる
「あぁ……………消えたくないなぁ…」
「A！！」
「…………え？」
振り返ってそこにいたのはボロボロの十四松で
「どうしたの…！？」
「猫見つかった！」
「う、うん？そうだね」
何を…？
「Aが返してね！」
「どうして！？私が返しても一松は素直にならないよ…だって私、愛されてないし」
【愛されたい】
パッと口を抑える
それでも言葉を連ねるエスパーにゃんこ
【一人にしないで、私は消えたくない】
【存在を消さないで、私はまだ笑っていたい】
【苦しいままで笑いたくない、それは私じゃないもの】
「黙って！」
「…A…………？」
エスパーにゃんこなんて…
エスパーにゃんこ、なんて…
「やめてよぉ…言っちゃダメ、私が…」
「【私が、壊れてしまうから…】」
*☼*―――――*☼*―――――
エスパーにゃんこ回の謎さですね
ごめんなさい
ただ、夢主の気持ちをはっきりさせたかったと言うか…
謎が深まるばかりの回ですね
まぁ本家さまのエスパーにゃんこ回は素晴らしかったですね
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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松々先輩(プロフ) - 一松さん» 羨ましいです……www (2019年1月31日 8時) (
レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
一松 - どう？羨ましい？俺もうリア充 (2019年1月30日 23時) (レス) id: 95ef69bc8b (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 一松さん» 富士山！？凄い… (2019年1月30日 23時) (レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
一松 - トッティがもう1回富士山登るっていったから俺らもついて行ったんだ。 (2019年1月30日 23時) (レス) id: 95ef69bc8b (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 一松さん» いえいえ！こちらこそコメントありがとうございます！ (2019年1月30日 23時) (レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
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