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「えっ、みんないなくなるっ？なんで？」
「お昼ご飯作りに行くの。Aは下手だから触らせちゃダメって青城の主将に言われちゃって…」
「あの鰹節がぁああぁ！！！」
許さん！私とマネちゃんズのひと時を！！
ぶーっと膨れながらとりあえず選手のボトルを洗っている。
水が冷たいのが身にしみて、はぁ…と癒されている。
「A！ここにいたべ〜」
「Aさん！お久しぶりっす！」
「あっ、二人ともー。久しぶりだねえ」
バシャバシャと水を飛ばしながら洗っていると、影から声がする。
スガと夕くんだ。
相変わらず夕くんは可愛い身長してるなぁ。
他のマネージャーは？と顔を覗き込んでくるスガ。やばい、爽やか。私とあんまり身長変わんないのも可愛い。
「お昼ご飯準備だってさー。仁花ちゃんは洗濯物。マネージャーは3人昼準備。5人で回すの大変でさ」
「手伝おうか？」
「いんやー、良いよ〜。選手にこんな雑用任せらんないって」
2人はボール上げてきな！と笑う。
おう！！と力強く頷いた夕くんは走って澤村さんのところへ向かった。
「元気ね」
「それが取り柄だからなぁ…」
「いいの？スガは」
「もうちょっとゆっくりしてくべー」
サボっちゃってんじゃん、と言えば、需要と供給ってやつだべ！と笑う。
あぁ……神様、私を地球に落としてくれてありがとう…。
「ところでAは好きな人いるの？」
「……えっ！？な、何、急に…」
特に意味はないけど、と言ってまたも爽やかな笑みを浮かべるスガ。心臓に悪い。つい最近徹のこと好き疑惑が浮上した私はその手の話題に敏感だ。
別に！と答えても良いけど、スガはなぁ…野生の勘凄そうだなぁ…。
「……どうだろう。わかんないんだよね」
「わからない？」
「そ。好きかどうか。嫌いなのか、そうじゃないのか。混乱中なわけですよ」
あの無駄なイケメン、ほんと優しい時は優しいからやんなっちゃうな。
ゴシゴシとタワシでボトルを擦っていると、わかったべ！と長くて綺麗な人差し指を立てるスガ。
わかったって…なにが？
スガの方に顔を向けると、ニコリと意味ありげな笑みを浮かべた。
「Aの好きな人！」
「……え？わ、私さえわかってないのに…？」
「だべ！わかりやすいんだなー」
「……一応聞くけど、それ誰」
「ん？及川！」
はっ！？！？？
違う！違うから！！
驚きすぎて水バッシャーッてやっちゃったじゃん！！ビッショビショじゃん！
びぃっくりした〜……。
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松々先輩(プロフ) - キースさん» ありがとうございます！！及川さんかっこいいですよねーー！！これからも頑張ります！ (2021年7月3日 22時) (
レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
キース - 及川さん推しなので、とっても面白くて嬉しかったです！！松々先輩さんの作品の中でもダントツで好き…これからも頑張って下さい！応援してます(｀・ω・´) (2021年7月3日 21時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - いちごあめさん» ありがとうございます！！これからもゆるゆるギャグで頑張ります！ (2020年12月31日 13時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ(プロフ) - この作品大好きです、！これからも頑張ってください！応援してます（；；） (2020年12月30日 22時) (レス) id: 67dfec1e53 (このIDを非表示/違反報告)
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