元世界最強のストライカー (ページ27)

今日:5 hit、昨日:8 hit、合計:18,087 hit

二十四話ページ27

ヒ「ハッ！どうでもいい、こうなりゃ悪魔より神が上だって見せてやるぜ」

灰「間近な悪魔を超えられていないお前がか？」

ヒ「んだと！？」

そ試合が再開する

サタン達が再び攻めてくると士郎が止めようとした

サタン「くっくっく」

サタンが妙な動きをした瞬間Aがサタンの前を走り抜ける

貴方『あぁ、すまない』

サタン「なっ！」

吹「アイスグランド！！」

吹雪はサタン達からボールを奪うことに成功した

貴方『・・・やっぱりか』

サタン「なにっ」

吹「雨宮さん！」

Aは吹雪からパスを受け取る

貴方『灰崎！』

灰崎にパスを回す

サル「必殺タクティクス！インビジブル！！」

相手が必殺タクティクスを発動させると相手は突然姿を消し灰崎のボールもいつの間にか消えていた

吹「消えた？」

鬼「ばかなっ」

サタンがゴールに向かっていく

サタン「タイムトランス！！」

円「風神雷神！！」

またもや円堂はタイミングがずれてゴールを奪われる

円「また、なんでボールが止まるんだっ」

鬼「円堂、まるで悪魔に魅入られたかのようだ」

灰「一体どうなってやがるんだ！」

ヒ「フィールドの悪魔が悪魔に魅入られてちゃ世話ねぇな」

灰「うるせぇ、お前だって見えてねーだろうがよ！」

貴方『お前らさ、一々喧嘩するなよ(圧)』

灰崎とヒロトは一瞬で黙った

吹「あの瞬間、雨宮さんのイレギュラーなプレーで相手からボールを奪えた」

風「Aの行動が、何らかの仕掛けの邪魔をしたということか」

鬼「確かに、瞬間移動などありえない､きっと何かからくりがあるはずだ」

貴方『ん？どうしたんだ、風丸？』

風丸は観客とベンチの方を見る

風「可笑しいと思わないか？ベンチや観客の反応」

貴方『あぁ、それは僕も妙だと思ったよ』

鬼「俺もだ」

円「確かに、敵のボールが消えているなら、もっと驚く反応があるはずだ」

風「しかし、観客も実況も俺達が普通にボールを取られたと思っている」

稲「どういうことですか？」

灰「お前ら、わかるように言え！」

A達が話してることが稲森と灰崎には分からなかった

貴方『敵の瞬間移動を見ているのはフィールドにいる僕達だけだってことだよ』

稲「え？」

灰「ああ？」

円「見えない敵との戦いか、面白くなってきたじゃないか！」

鬼「フッ、そうだな」

貴方『(それに、あの手の動きはヒプノシス、催眠術か！！)』

試合が再開する

A以外は完全にオーストラリアのプレーに翻弄されていた