First Love ページ31
城ケ崎「ねぇ、Aの初恋っていつ?」
「何?藪から棒に」
今日は姫子の家で女子会。
まぁ、女子会という時点で、恋バナはあると思って来たけど。
あ、このお茶請けのクッキー美味しい。
確か姫子のママ手作りだよね、
城ケ崎「だって気になるじゃない!
Aクラスの美女だといつくらいなのか!!」
うーん、そういうものなのか。
確か、初恋は
「6歳くらい。かな?」
城ケ崎「え!早いわね!!
ちなみにどんな人??」
うわー、めちゃくちゃ目輝いてるー。
まぁ、姫子ならこういうことはペラペラ言いふらさないか。
「私、その当時すごく内気で、公園の隅で本を読んでいるような子供だったの。
そんな時、」
「なぁ、みんなと遊ばねーの?」
「私、みんなと遊ぶの苦手、だから。」
「ふーん。
じゃ、俺と2人だったら?!」
「そうやって、手を引いて遊んでくれた男の子がいたの。それからはほとんど毎日遊んでた。」
「お、今日も来た!!」
「うん!今日は何で遊ぶ??」
「じゃあ、明日はシーソーで遊ぼうぜ!」
「あのね、私、引っ越すことになったの、
だから、もう遊べない…」
「もう、帰ってこねーの?」
「ママがいつかは帰ってこられるって言ってたけど…」
「じゃ、その時までシーソーはお預けだな!また、会ったらシーソーのろうぜ!
はい、指切り!!」
「泣いてた私にそう約束してくれて、凄く嬉しかった。
次の日、引っ越す前にもう1回公園に行ったの。」
「お、今日は泣いてないんだな。」
「泣かないもん。
だって約束してくれたでしょ?」
「じゃ、これやる!!」
「キーホルダー?」
「次会った時、お互いの顔分からなくなってたら嫌だろ?これを見たら俺がちゃんと気づくように!!」
「それから、5年後清水に帰ってきたとき、公園に行ってみたの。
でも、小さな子ばかりでその男の子は見つけられなかった。」
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ルビー☆(プロフ) - 夏々緒(カカオ)さん» コメントありがとうございます!!そういう感想実は結構嬉しかったりします…!よければこれからもよろしくお願いします(*´˘`*) (2019年3月18日 18時) (レス) id: b5d373bc16 (このIDを非表示/違反報告)
夏々緒(カカオ) - ヤバい…恥ずい………///// (2019年3月17日 15時) (レス) id: f541e1b42e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルビー☆ | 作成日時:2018年12月4日 19時