検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:52,157 hit

ページ15

「ふーっ、楽しかった!!」
大野「かっぱ着ててほんと良かったわ。
なんかのりてぇのあるか?」

なんだか、私ばっかりリクエストしているような…


「じゃあ、次はけんいちの番で!
何乗りたい?」


悩んでいるのか、うーんと唸っている。
そこにキャーッと叫びながら出口から出てくる女の子たち。


大野「あれ行くか。」
「うん、じゃ、行こう!」



「へ、へぇー、意外とちゃんとした作りしてるんだ。」

どんどん奥に進んでいくと、作りもその分本格的になってくる。


「わっ…」

隣からいきなり出てきたお化けにビクつく。
いやいや、私、お化けとか怖がるタイプじゃないでしょ。


大野「意外と作りこまれてるな。」
「ね、ねー。」

ふーっ、と少し息を整えて足を動かす。
大丈夫、大丈夫。
所詮は作りものだし。



すると、



「わあぁぁー!!」


足元に何かが転がっていて、下を見ると、それは血だらけの人の頭だった。

怖くて、泣きそうになりながら叫ぶ。
頭が見えない位置でしゃがみ込む。


大野「A!
大丈夫だから!!人形だから!」


けんいちに諭されながら、横目で見るとよくできているけど、人形に間違いなかった。



「ごめん、取り乱しました…」
大野「でも俺も少しビビった。
だから、ん。」

そう言って、手を出しているけんいち。
これは、繋ごう、って意味なのは分かるけど。


大野「俺も、怖いから。
不安だから繋いでいてもらった方がありがたいんだけど。」
「じゃ、じゃあ。」


そう言って、けんいちに手を取る。
正直これは、お化け屋敷の中ではありがたかった。

手の事に意識が向いているから、お化けにはそこまで驚かなくなった。



お化け屋敷を出た後は、ご飯を食べに行った。

レストランでその後の予定を話しながら食べたご飯はスゴイ美味しかったし、楽しかった。


多分、遊園地の中のほとんどの乗り物は制覇出来たと思う。

出店で売ってたクレープもすごく美味しかった。
けんいちは甘いもの嫌いだから、私のを一口食べて十分だったらしい。

↓→←↓



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
設定タグ:ちびまる子ちゃん , 大野けんいち   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ルビー☆(プロフ) - 夏々緒(カカオ)さん» コメントありがとうございます!!そういう感想実は結構嬉しかったりします…!よければこれからもよろしくお願いします(*´˘`*) (2019年3月18日 18時) (レス) id: b5d373bc16 (このIDを非表示/違反報告)
夏々緒(カカオ) - ヤバい…恥ずい………///// (2019年3月17日 15時) (レス) id: f541e1b42e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルビー☆ | 作成日時:2018年12月4日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。