好きな人からの愛され方 〜中学生の私たちの物語はっじまるよー！〜

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「姫子おはよ！！」
城ケ崎「その反応は、手ごたえありかしら？」

「手ごたえどころか、デートきちんと約束してきました！！」
城ケ崎「あら、おめでと。」

え、いつもより冷たくない？
いつもだったらいろいろ教えてくれるはず…


「それで、その…
いろいろ教えてくださると…」
城ケ崎「コーデの事なら、相談乗るけどデートの中身については、何も言わないわよ？」


え？！
いきなり手放し？！



城ケ崎「だって、大野君のことよく知ってるのはAでしょう？
それなら、私が何か教えるよりAが考えた方が、いい案が浮かぶわよ♪」

そんな素敵な笑顔で、それ言う？
不安過ぎるんですけど、






とは言われたものの、流石に何も情報が無いのは怖すぎる。そう思ったデート前日。

服も髪型も多少のメイクも姫子に教え込まれたから、大丈夫。
そんな状態で、ベッドの上でボーっとしている。

スマホに、
『中学生 デート』
と打ち込み、検索をかける。


そうすると、デート前に覚えておくこととかが出て来た。

見ている中で、まぁいつも通りに接していれば大丈夫かという結論にたどり着いた。
その時、出てきたキーワードを見るまでは、




『キス タイミング』


キ、キス？！

一ヶ月以上付き合っていれば、自然に？！
待って、文化祭からだし、余裕で一ヶ月は経過してる…

遊園地などはムードもあって最適？！
待って、まさに行くじゃん！



いやいやいや、中学生で？！

早いの？！
普通なの？！


こういう時は姫子に…

今回は頼れないじゃん！！
もういいや、今日は寝よう。

私はそのサイトを見てしまったことを今更、後悔するのだった。

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