検索窓
今日:8 hit、昨日:5 hit、合計:52,162 hit

イタズラにはイタズラを ページ2

「けんいち、お待たせ!!」



今日は、写真部として出展する写真を秘密基地で一緒に選んでもらう約束をしていた。


でも今日に限って姫子や他の子に捕まって、ついつい話し込んでしまった。


秘密基地に登ってくると、すーすーと言う声が聞こえてくる。





「寝ているの?」

何度も声をかけてみるけど、なかなか目を開けない。

結構、熟睡しているらしい。


「相変わらず、寝顔可愛い…」

いつも少しキリッとした顔が緩んで、可愛く見える。

「ちょっとくらい、良いよね…」



けんいちのほっぺをつついたり、
手を触って遊ぶ。


うーん、ほっぺはもちもち、手は少しごつごつしていて、ちょっと楽しいかも。




大野「ふーん、俺が寝ているときは自分から手、繋いでくれるんだ。」


その声にびくりとすると、大野君の顔を見る。

そこには少し不機嫌そうな顔をしている大野君が居た。


「い、いつから?」
大野「ん?頬を突いているあたりから?」


それ結構、最初からじゃん。
気まずい…

そんな風に思っていると、
繋いでいる手を引っ張られ、顔を近づけられる。



『パシャリ』


大野「仕返し。」




いたずらっ子っぽい笑みを浮かべると、カメラを手渡される。

急いでカメラの中を確認すると、

少し驚いた表情をしている私と、
相変わらず綺麗な顔をしている大野君、

そして、偶然なのか、つないだ手も確かに写っていた。


やられた。

というか、こんな写真撮るとか、写真部にオファーしたいくらいだわ。





恥ずかしくて仕方ないはずなのに、
この写真を消せないのは、写真の中のけんいちにも惚れているからだと思う。

大人になるのは一緒がいい→←設定の確認♪



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
設定タグ:ちびまる子ちゃん , 大野けんいち   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ルビー☆(プロフ) - 夏々緒(カカオ)さん» コメントありがとうございます!!そういう感想実は結構嬉しかったりします…!よければこれからもよろしくお願いします(*´˘`*) (2019年3月18日 18時) (レス) id: b5d373bc16 (このIDを非表示/違反報告)
夏々緒(カカオ) - ヤバい…恥ずい………///// (2019年3月17日 15時) (レス) id: f541e1b42e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルビー☆ | 作成日時:2018年12月4日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。