なんか殺し屋学校の人質になりました。【stxxx】

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Aサイド



一番左の紫髪のななもりくん？が立ち上がった。



「紫咲ななもり。趣味は将棋とポーカー。
得意戦術は、話術。よろしく」


「橙坂ジェル。趣味は声真似。得意戦術はリーチが長いから刀やな。
よろしく頼むで。」


「桃宮さとみ。趣味はゲーム。得意戦術は遠距離射撃。
お前くらいなら遠くでも撃てるってこと。よろしく。」


「黄瀬るぅとです。趣味は音楽作りです。
得意戦術はさとみくんと似た、遠距離弓術です。
君のことも矢ですぐに殺せるんですからね。」


「青木ころんでーす。趣味はゲーム。得意戦術は近距離攻撃かな。
よろしくねー。」


「・・・赤城莉犬。趣味は漫画とアニメ。得意戦術は近距離射撃。
よろしく」






これ、私も言ったほうがいいやつかな？







『あっ、改めて美澄Aです。趣味は・・・読書、で得意戦術は・・・・』




得意戦術なんてないんだよねー。悲しいことに。



『一応・・・・ハッキングが得意、です。』




そうそう。私、何故かハッキングが得意なんだよね。

でも家にはお父さんが重宝してるハッキングの諜報員がいたから、私のハッカーとしての能力は要らなかったってこと。



それにしてもさとみくんと、るぅとくんだっけ。

ちょっと怖いって。




何？！いつでも私を殺せるって。




殺害予告されたんですけどー。

どっちみち一年後の殺害予告はされてるんだけどね？




それにしても趣味が以外だったな。




皆ゲームとか、漫画とか、意外と年相応な趣味持ってるじゃん。

多分・・・・同い年だろうから、１６歳なはず。




１６歳かー。

普通のJKやりたかったなー・まじで。




「はい、自己紹介さんきゅ。こいつらは一応来年まで仲間だから、タメ外せ。呼び捨てで呼べ。
実践の時に怪しまれて殺されても知らねぇからな。」



だから桐生先生。怖いです。

イケメンがそんな顔すると、一般人が怒る１００倍怖いんですって。



私、あの子達と仲良く出来ない気がする・・・。




だって私弱いもん。

実践とかで死ぬんじゃない？




お父さんは実践って言っても、必ず一人は諜報員を付けてくれてたからさ、死ななかったけど。




あの子達は私のことを見捨てそう。

ほんとに。





見捨てられたら死ぬまで恨んでやるからな。





「はい。それじゃAが仲間にここに加わったということで、訓練初めまーす。
お前らもAに手加減しなくていいからな。
これでも美澄グループの令嬢だったんだから。」






あの、私が弱いの知ってるよね？

え、いじめ？

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