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そのままの君と僕-K- ページ41

すると、


「…みっくん、大丈夫?」

後ろから太輔の声がした


夕陽を浴びた太輔が、すぐ近くに立っていて、

びっくりして、顔を見上げる


「太輔 なんでここに」


「…前に、ここにいろんなことリセットしに来る、って、言ってたのを思い出したんだ

もしかして、と思ったんだけど

…あってたね」


ん、しょ、と俺の座っているベンチの隣に腰掛ける


「それでみっくん、大丈夫?
どっか、痛かったの?」


優しい優しい太輔の声

さっきまで俺の心の中はぐちゃぐちゃで台風みたいだったのに、隣に太輔がいるだけで、途端にこころが凪いでいた

いや、また違った意味でどきどきはするんだけど


「あ、いや」


なんて説明したら良いのか分からない

言えない言葉しか、今の俺には思い出せないのだから


もごもごと言い淀んでいると、


「じゃあ、さっきはどうしていなくなっちゃったの?」

また、質問を投げかけられた


それで、はっとする

「太輔、こんなとこにいちゃダメだろ さっきの子は?」

聞いて、我ながら間抜けだな、と思う

俺が邪魔したんじゃないか


さっきの光景を思い出して、とっさに口調が強くなってしまった

すると、ちょっとだけ悲しそうに笑った太輔が、


「ただのバイト仲間だよ」
と言った

「だって…キス…してただろ?」

もう、俺は何を言っているのか

これでは浮気を追求する彼女みたいじゃないか

太輔が誰と何をしてようと、それを咎める権利もないのに

「告白されて、キス、されたんだ」

事実を突きつけられ、ずきん、とまた胸が痛む


「そ…それなら、」
「断ったもん」


被せるように言う太輔は少し唇を尖らせていた

「な…なんでだよ」

「みっくんが好き、だからだよ」

「…………へ?」

太輔が何を言っているのか分からない

好き?

太輔が、俺を?



「俺が、自分からキスしたいのは、みっくんだけだよ


もちろんみっくんが良ければ、……なんだけど」
 


「…って、え?え?!」


言葉を理解した途端、またもや間抜けな声を発してしまった


俺の顔が赤くなってしまったとしても、今は夕焼けのせいだと思ってもらえるだろうか

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まひろ(プロフ) - ちびさん» パスワードのお部屋は現在2箇所ございまして、そのパスワードが当て嵌まるのは『日常のひみつのふたり2』です。お入りいただけますように🙏 (2023年3月8日 22時) (レス) id: 545ef390a1 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - 大丈夫です、本当すみません、すぐ見に行くのでお知らせだけお願い出来たら、またやってみます、誕生日もあってるんですがね泣 (2023年3月8日 22時) (レス) id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - ちびさん» ちびさん、そうなのですね💦パスワードは解けましたか?プロフからメッセージを送る、としていただければ、直接お教えできるのですが…💦方法を検討してみますね💦 (2023年3月8日 22時) (レス) id: 545ef390a1 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - またリクエスト失礼します、私あの甘々藤北が好きなんで藤北屋台のような、日常の話見てみたいです⚪︎良かったらお願いします (2023年3月8日 22時) (レス) @page50 id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - そうなんです、特にオークラくんと薮くんには甘々であれは藤北担としては、妬いちゃいます、だからまひろさん仲良し藤北めっちゃ好きなんです (2023年3月8日 20時) (レス) id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まひろ | 作成日時:2022年4月23日 0時

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