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再会-F-3 ページ5

みっくんが去った後、ぼんやりとその後ろ姿を見守っていると、

太輔、と声をかけられた


「あ、わたる」

「あれ、北山くんでしょ?
知り合いだったの?」

「うん、まあ
って、渉も知ってるの?」


「高校が一緒だったんだよ

有名だもんあの人、めちゃめちゃモテるでしょ

高校の時は女の子との噂が絶えなかったしね」


「休学していて、復学したばかりだって言ってたけど」

「うん、なんでもお母さんが身体が弱くて、看病しながら学校通ってたみたいで


母子家庭らしくて働かないといけなくて、もともと休みがちだったみたい」


そうなんだ
おばさん、具合が悪かったのか…


太陽みたいに明るくて、人気者で、いつもほんの少し俺よりも大人だったみっくん


みっくんは、こどもの頃と全く変わっていなかった


「太輔は?いつ知り合ったの?」

「…幼馴染だよ」

言うと、
えーっ と渉が驚いて言った







渉とは大学の図書館で知り合って以来、大概の時間を一緒に過ごしていた

初めはとっつきにくそうな奴だ、と思っていたし、接点はほとんどなかった

でも知り合いを通じて初めて話した日、もともとそれほど本を読む方じゃ無い、と言うから、どうして文学部を選んだのか聞くと、

「俺、料理男子なんだ!」
と言ったから、見た目とのギャップに驚いた

渉は料理が大好きで高校の時は同好会まで作ったそうだ

いずれ図書館で働いて、
料理の本をたくさん仕入れて、思う存分研究したい、なんて言うもんだから、とても興味深い、と思った

「シンプルに専門学校とかは考えなかったの?」

「父親が公務員で厳しくてさ、とりあえず、就職しやすい資格を取っておくために勉強はしろって」


身長もあって、スタイルも良く、カッコいい渉は、女子に一目置かれる存在だった

まさか料理までできるなんて

それから一緒にいるようになると、終始穏やかでいつも自分らしくその場所に存在する渉に、俺はどんどん惹かれていき、

今では親友と呼べる仲にまでなっていた


その渉と、幼馴染のみっくんに接点があったなんて、本当に世の中どこで繋がっているかわからない、と思う

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まひろ(プロフ) - ちびさん» パスワードのお部屋は現在2箇所ございまして、そのパスワードが当て嵌まるのは『日常のひみつのふたり2』です。お入りいただけますように🙏 (2023年3月8日 22時) (レス) id: 545ef390a1 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - 大丈夫です、本当すみません、すぐ見に行くのでお知らせだけお願い出来たら、またやってみます、誕生日もあってるんですがね泣 (2023年3月8日 22時) (レス) id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - ちびさん» ちびさん、そうなのですね💦パスワードは解けましたか?プロフからメッセージを送る、としていただければ、直接お教えできるのですが…💦方法を検討してみますね💦 (2023年3月8日 22時) (レス) id: 545ef390a1 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - またリクエスト失礼します、私あの甘々藤北が好きなんで藤北屋台のような、日常の話見てみたいです⚪︎良かったらお願いします (2023年3月8日 22時) (レス) @page50 id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - そうなんです、特にオークラくんと薮くんには甘々であれは藤北担としては、妬いちゃいます、だからまひろさん仲良し藤北めっちゃ好きなんです (2023年3月8日 20時) (レス) id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まひろ | 作成日時:2022年4月23日 0時

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