【NARUTO】私の好きだった人(カカシ)

飲み会の帰り道 ページ22

飲み会の帰り道。


アンコさんは勝手に帰った。
紅さんがふらふらなので、アスマさんにお願いした。
…まあ、頑張れアスマさん(笑)


私はなんとか歩けるので一人で帰る…



今日はカカシ先輩の話で気まずい雰囲気を作り出してしまった。
…私の不徳の致すところです、はい。


ふらふら〜と歩いて帰る。






ふと目に入った政治家のポスターに"へのへのもへじ"が描いてあった。





「…。
あ、カカシ先輩だ！」



ーーーーいや、違うだろっ！(←ノリツッコミ)

ほら、頭では
へのへのもへじと言えば…カカシ。カカシと言えば…カカシ先輩！って変換されてるんだが…

言葉から出たのは、結論でしたってことあるよね？



「…私も大概酔ってるかなあ//」


人んちの壁に向かって話す私。






カ「…そうみたいね。ポスター、俺じゃないし。」


!!!

私の後ろにはカカシ先輩。


「ついに幻まで見えてきた。」

思わず目を擦る。
あれれ？カカシ先輩が見えるよ？
まだ波の国のはずだよね。


カ「…今日波の国から帰って来て、火影様に報告書出してきた帰り！…今日飲み会だったの？」



「…よくしゃべる夢だなぁ…。
まあ、都合良く解釈しとこう！…はい！アスマさん、紅さん、アンコさんと飲み会でしたっ！」


ピシッと敬礼する！




カ「…帰れる？」

少し覗き込んで聞いてくれる。
本当に良くできた夢だ！


でも夢だからって頼るわけには行かない！


「…はい！大丈夫です！おやすみなさい！」


また(夢の)カカシ先輩に敬礼をした。





しかし、ふらふらと数歩、歩くと…





「…あれ？カカシ先輩！
ここにもいたんですか？

…凄い！ずいぶん赤くなりましたね…返り血ですか？」




(※郵便ポストに向かって話しかけている)



「…なぁんか、スタイル悪くなりましたね…。
でも、身長近くなりました！

…あれ、カカシ先輩の口って押して開くやつでしたっけ？」


(郵便ポストの口をパカッと開けてる)




カ「…………ブッ(笑)」




あれ？？笑われてる！カカシ先輩に？



あれ？こっちにもカカシ先輩！


(※街灯すらそう見える)


あれ？カカシ先輩がいっぱいいる(パニック)

え、幻術？…夢って怖い！




カ「…帰れなさそうだから送るよ。家、変わってない？」


「…変わってないですよぉ？」



そう言うと
カカシ先輩は私の膝裏と背中にガッと腕を回しお姫様抱っこで移動し始めた。




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カカシさん、部下の家は全員知ってそう。

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