【NARUTO】私の好きだった人(カカシ)

里に帰ると… ページ49

イタチの部下という程で、彼と行動を共にしながら、彼の病の薬の調合、服用後の経過観察を経て…


気づけば木ノ葉崩しから４ヶ月が経っていた。

(作者:綱手様捜索は１ヶ月と仮定)




定期的にイタチのカラスで連絡を取り合うように決めて、私は里に帰ることにした。









◇◇◇



「…久しぶりに帰ったわ！」




えーと、とりあえず火影室で良いのかな??



てくてくと街を歩いていると…





ナ「あっーーーー!!!!!!
Aねぇちゃん!!やっぱり無事だったんだってばよぉぉおーー!!!!」


里に帰って早々、
物凄い勢いでナルトが抱きついてきた。

いつぞやの私がナルトにタックルをカマした時みたいだ(笑)



「…ナ…ナルトぉ!!…久しぶり〜!心配かけたねぇ…(笑)」

とりあえずポンポンと背中を叩き、なだめる。




ナ「何、普通の感じで帰って来てるんだってばよ…ねぇちゃんの葬式もあげちまったし…
とにかく!!綱手のばぁちゃんのとこに行くってばよっ!!」




やはり、私は死人だったか…





ナルトに引っ張られて行くと…









◇◇◇



火影室では…


綱「…久しぶりだなぁ、A。
お前、"大蛇丸のアジトから脱走済"の電報から三ヶ月も何してたんだ??……よもや遊び歩いていたとは言わないよな?」




ひぃ〜!!
キレていらっしゃる!!


シズネさんは苦笑いしてる。



「…っ大体お前はだなっ!!」

綱手様からのお怒りをもう一発食らうところで…



バタンと慌ただしく扉を開けて来たのは…


カ「…っAが生きて帰って来たってホントですかっ?!」


カカシ先輩を筆頭に何人かが部屋に入ってくる。




アスマさんにガイさん…






そして…




ハヤテさん。





「…え、ハヤテさん…。無事だったんですか?!大蛇丸から三代目は亡くなったと聞いていたので…助けられなかったかと……」




木ノ葉崩しで、
三代目は救えなかったのに…





どうやら、救えた命もあったようだ……。



ﾊﾔ「…はい…ｹﾞﾎ。Aさんが見つからないと聞いて、共に戦わなかったことを後悔していました。…生きていてくれて安心しました。」




私は思わず涙ぐんだ。





綱「…ハヤテはお前のおかけで無事だったようだな。……まあ、良い。お前は今日は休め。
明日から存分にこき使ってやるから覚悟しておけ!!」



「…はい!」



笑顔で頷いたが…


後ろに控えているカカシ先輩が怖い←





でも、こんな私でも運命は変えられるのだと思った…そんな瞬間であった。

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