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最弱シード 11 ページ12

撤収…あ、ちょっ…






…え、待って、、置いてかれた。

え、え、え?

…落ち着こう。

別に入学式終わったら家に帰ればなんもかわりないよ。

うん。

ふぅ、と深呼吸をすると神童先輩がバタッと倒れる。




「あっ…化身初めてだしたから体力の消費が多かったんですね。」

私はそう言って神童先輩に近づいた。

そしてクルッと雷門イレブンの方を向く。

「皆さん、ほんっとすみませんでした。…でも、壊れてなくてよかったぁ。」

私がそう言うとピンク色の可愛い女の子に話しかけられる。

霧野「神童は、平気なのかっ?」

あ、神童先輩のこと好きなのかな?

「んー、少し休めば大丈夫でしょう。あ、ここの保健室のベッドは、そういうことしていいんですかぁ?」

私がニヤニヤしながら聞くと彼女は眉を寄せた。

霧野「俺の名前は霧野、霧野蘭丸だ。」

彼女は俺の、を強調する。


…俺系女子か、いい、可愛い。

可愛い可愛い。

ん?私は女好きじゃないからね!?



なんてバカみたいなことを考えていると監督が神童先輩を抱えてどこか行こうとしているではないか。

「えぇ、先輩、監督!待ってください。私この学校っ、てか部室棟?の中わかりませんよ!?」

私はそう言って先輩と監督、それから先生についていく。





霧野「お前、入学式はいいのか?」

サボります。めんどくさいんで。

…とは言えない。

「だって、こういう原因作ったのは、一応私のチームなんです。だったらまず謝りたいじゃないですか。」



私がそう言って霧野先輩の方を見ると霧野先輩は頭に手を乗っけた。

そしてぐしゃぐしゃっと撫でる。

霧野「お前は、いいやつなんだな。」









いい人なんかじゃない。









…私は、サッカー部を自分の手で壊したいだけの道化師なのに。

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karin(プロフ) - 紅蘭さんコメントありがとうございます…!体までお気遣いいただき嬉しいです。これからも頑張って更新していきますね( *´艸) (2020年4月16日 11時) (レス) id: b082cdb3f7 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭 - 面白いですね!お体に気を付けて更新頑張ってください! (2020年4月16日 9時) (レス) id: c9c79794b0 (このIDを非表示/違反報告)
karin(プロフ) - りのくさん、コメントありがとうございます…!とっても嬉しいし、励みになります。近日中には新しいお話を書けると思うので待ってていただけると幸いです。更新停止にならないよう頑張りたいとおもいます…! (2020年4月5日 13時) (レス) id: b082cdb3f7 (このIDを非表示/違反報告)
りのく(プロフ) - 最後になりましたが、これからもどうかお体にお気をつけて、、ご自分のペースで執筆を頑張って下さいませ。長文失礼いたしました。 (2020年4月2日 18時) (レス) id: 64a00da7bd (このIDを非表示/違反報告)
りのく(プロフ) - 面白いです!雪星ちゃんがとっても可愛いです、最強シードとしての力を発揮するのが楽しみです!それと、霧野先輩がさらっと女の子扱いされてて、ですよねー、となりましたw私は無印イナイレの小説を書いているのですが、やっぱりGOもいいですね! (2020年4月2日 18時) (レス) id: 64a00da7bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:karin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月21日 22時

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