勇者になるなんて聞いてません！！ (ページ8)

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6話ページ8

謎の男の子？に助けられた後､彼？に「着いて来い」と言われたから､着いて行く｡

スカイ「ちょ､どこ行くの！？」

スカイが慌てて尋ねると､

謎の男の子？は

？？？「ココだ｡魔物は基本的に夜行性だから､夜は魔物が湧く｡」

と言って小さなテントに入れてくれた｡

そこでひと段落つき…

「あ…あなたは？なんで私達を助けてくれたの？」

と聞いてみた｡

シュウ「ボクはシュウ｡この近くの村を拠点に活動しているただの出来損ないの冒険者だ｡キミ達は？」

どうやら､彼はシュウというらしい｡

「私はレイだよ」

スカイ「そして私はレイの幼馴染､スカイよ｡」

そして､シュウは私の腰に付けた物とブレスレットを見ては

シュウ「へぇ〜…伝説の武器に選ばれてるんだな…｡しかも聖剣って…お前らって…凄いヤツなのか？」

と唐突に質問をかましてきた｡

「い､いやいやいやいや！！そんなこと無いよ！さっきだってシュウくん…？に助けられた訳だし」

私は咄嗟に否定する｡

確かに､聖剣に選ばれたことは事実｡だけどそれを使いこなせない私の方が出来損ないなのかもしれない｡

スカイ「出来損ないの冒険者って自称するシュウくんの方がよほど凄いヤツだよ！」

そうやって男子1人…？と女子2人…仲良く談笑した後､

シュウ「明日､ボクが現在仮拠点にしてる村に案内する｡少し早いから早めに寝ろよ｡」

とまるで女の子の様な無邪気な笑顔を見せてそう言って､ランタンを消した｡