story26 ページ33
ああもう…帰りたいよぉ…！
何この子！？初対面の人にいきなり「きっしょ」って、それはないでしょう！？
僕のガラスメンタルにはかなりのダメージだよ！？
神崎「で、私に何の用な訳？死神さんwww」
馬鹿にしたような声音で、神崎さんが尋ねてくる。
むッ…！死神を舐めないでもらいたい。
死神はこの世界で一番ブラックな仕事なんだ、(｀・∀・´)ｴｯﾍﾝ!!←
A「……神崎さんを迎えに来ました(棒)」
僕は愛想なしの真顔と死んだような声音で淡々と告げる。
神崎「迎えェ！？……プッ！アッハハハ！何それウケルんだけど！！」
高らかに笑う神崎さん。…本当に死神の事を馬鹿にしているようだ。
僕は今にも爆発しそうな怒りを抑えながら、話を続ける。
A「ともかく貴女は三日前に亡くなったんです。だから…早くあちらに行かなければならないですよ？」
神崎「ハア？嫌よ、そんなとこ行くの」
A「え……何故ですか！？」
拒否された事に吃驚した僕は、思わず声を荒げてしまう。
神崎さんはそんな僕を見て何を思ったのか、自分の事を語りだした。
神崎「アンタ知らないの？私は今をときめく有名ピアニスト、神崎舞なのよ？なのにさ〜、信号無視してきた車にあっけなくはねられて、死んでこのザマ。……本当だったら今頃、もっとピアノを練習する為に留学してたのに！」
その語りはどこまでも悲痛で、聞いている僕も胸が苦しくなる程だった。
と、ふと神崎さんの足元が目に入る。
見れば、何故かそこだけ黒く変色し、ヘドロのようにドロドロになり始めていた。
―――まるで『闇』のように。
―――現世に留まり続けると負の感情が蓄積され、闇に飲まれる。
A「マズイッ！！」
僕は持っていた鎌を慌てて振り上げる。
早く回収しないと神崎さんは―――！
神崎「もう……ホント最悪ッ！！」
その瞬間、僕の振り下ろした鎌は虚しく空を切った。
神崎さんは足元のどす黒いヘドロに完全に飲み込まれ…そして『異形』と化した。
髪は一本一本が蛇と化し、その姿はまるで『メドゥーサ』のようだった。
異形「ギィアアアアアアアアアアアッ！！！」
幽「な、何アレェ！？舞っちが怪物になっちゃった！？って、うわッ！？」
驚いている幽めがけて、その異形は鞭のようになった腕を振るう。
A「幽ッ！！」
僕は地面を蹴って幽の元に跳ぶと、幽を抱きかかえ転がりながら攻撃を避ける。
なんとか回避はできた。…それにしても、何でこんな事に？
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
＊彩葉＊(プロフ) - 何とか彩葉復活しました！シニガミ様の仰せのままに。も別アカウントにて再開します！！再開次第お知らせします！！ (2021年8月21日 15時) (
レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - くぅっそ！！ハマるぅ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！良い夢小説ですね！！！！！！！！！！ (2021年3月28日 16時) (レス) id: 121cb76d29 (このIDを非表示/違反報告)
虹月彩葉(プロフ) - イナイレ好きさん» リクエスト了解しました！佐久間とガゼルは、この作品の続編にて活躍しますので、更新を待ってて下さい！ (2020年9月27日 16時) (レス) id: 69f63be817 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ好き - キャラのリクで佐久間（鬼道の親友設定で）とガゼルお願いします (2020年9月27日 14時) (レス) id: 573d988362 (このIDを非表示/違反報告)
氷雷ヒミツ(プロフ) - 虹月彩葉さん» ドクロの髪飾りバージョンできました！イラスト集の同じページに載せてありますよ！ (2020年9月6日 20時) (レス) id: ad66140e75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：虹月彩葉 | 作成日時：2020年8月30日 21時
